4/14(土)会員臨床医向け勉強会を開催しました!
腸内フローラ移植臨床研究会では、全国に移植のできる臨床医の先生がいらっしゃいます。
ただ「その場で移植をする」というだけではなく、患者様へのご案内、移植の考察なども行う先生方は、定期的に勉強会を開催し、ケーススタディを行っています。
移植する菌液がそれぞれ違うように、移植後の経過も一人ひとりの患者様によって違います。
マニュアル化できないからこそ、先生方たち同士の意見交換が、研究会全体の移植の質を高めることにつながります。
ドナーのこと。
検査のこと。
食事指導のこと。
動物実験のこと。
もっと患者様に安心して移植を受けていただくためには?
提携医療機関の中で統一しておくべきこと、個々のカラーを出すことの境界線は?
患者様のために。
患者様のために。
患者様のために。
暑苦しいくらいの思いを持って、すべての臨床医、スタッフが日夜取り組んでいます。
当研究所はもちろん、研究会事務局と臨床医の先生方との横の連携を強化し、今の患者様の安心が将来の「腸内フローラ移植」の質の向上につながるよう、研究会が一丸となって取り組んでまいります。
※研究会発起人である田中善先生
この記事を書いた人

- 研究員(菌作家)
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自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。
でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。
いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。
個人ブログ→千のえんぴつ
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《特許出願中》
腸内フローラ移植
腸内フローラを整える有効な方法として「腸内フローラ移植(便移植、FMT)」が注目されています。
シンバイオシス研究所では、独自の移植菌液を開発し、移植の奏効率を高めることを目指しています。(特許出願中)