腸内フローラ移植(便移植)の研究開発専門クリニックです。腸内フローラ移植臨床研究会の専属研究機関として、全国の医療機関と連携しています。
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江戸時代が最強の食生活だった? 発酵食品と食物繊維で便秘知らず

健康志向

食生活には気をつけよう、とか
素材の産地や添加物をしっかり見ておこう、とか
なるべく自炊をしよう、とか

普段から、そういうヘルシー志向な考え方をしている方が増えています。
病気予防にもなるし、日々の仕事のパフォーマンスも上がるでしょう。

でも、考えてみてください。
わざわざ意識しないと、健康的な食生活を送れない時代になってしまっているということなんですね。

スーパーで何も考えずにカゴにものを入れていくと、わりと大変なことになっています。

《問題です。下記の食品を当ててください》
食品1:乳製品、水あめ、砂糖、卵黄、カラメルシロップ、香料、(原材料の一部に卵を含む)
食品2:馬鈴薯(日本:遺伝子組換えでない)、植物油、食塩、デキストリン/調味料(アミノ酸等)
食品3:砂糖、小麦粉、植物油脂、カカオマス、全粉乳、でん粉、ココアバター、加糖れん乳、転化糖、モルトエキス、食塩、ライ麦粉、カカオエキス、全卵、香料、乳化剤(大豆由来)、膨張剤、アナトー色素

《正解発表!》
食品1:アイスクリーム (森永乳業 MOW)
食品2:ポテトチップス (湖池屋 うすしお)
食品3:トッポ (ロッテ 最後までチョコたっぷり)
でした!(何でお菓子しかカゴに入ってへんねん)

現代における健康的な食事の難しさ

2018年現在の日本において、餓死する人は0%ではありません。悲しいことに。
飲食店で毎日うず高く食べ残しが捨てられる一方で、貧困のために食べることがままならない人たちもいます。

ですが、江戸時代のように一年不作になっただけで飢饉が発生するということはなくなりました。
大量生産、長時間品質保持、コスト削減。

これらが食事を豊かにし、同時に食事を乏しくしました。

菓子パンやスナック菓子、コンビニ弁当ばかり食べるのが健康に悪いことはわかるし、なるべく控えたい。
一度知ってしまった中毒性のある味付けや、便利さを手放すのはなかなか大変だけど、
それでも健康のために、と頑張る人たちにとって、健康的な食事は思いのほか難しいのです。

自炊をすれば健康的というわけでもない

わたしはガヤガヤしたところや、仕事先でご飯を食べるのが好きではないので、家で自炊をして食べることが圧倒的に多いです。
普通の家庭料理ですが、仕事もしているので時間もかけられませんし。

写真見る?
かごの屋

ほら、こんなささやかな夕食やけど。(こないだ「かごの屋」行ったときのやつや。バレる嘘はやめい)

でも、いちおう名誉挽回しておくと、先日出張に行ったスタッフに差し入れ弁当つくりました。

これも、そのへんの菓子パンで済ませるよりはいいかしらと思ったんですが、
「その卵や鶏ハムの鶏は、抗生物質で育てられたブロイラーですね」とか、
「味付けに使った出汁醤油、よく見たら(アミノ酸等)が入っていますよね」とか、
言い出したらキリないですからね。

そんなん、「有機栽培のエサだけでのびのびと飼育された、鶏様です〜。はい、卵1個500円」ってなるやん。

夫は自営をしておりまして、ワタクシは自宅でお料理教室を少々。いえいえ、個人の趣味の範囲ですので、オホホ。
みたいな人しか買われへんやん。(ものすごい妬んでる様子が伝わってくるで)

腸内フローラ
誰かに褒めてほしかったので、写真載せさせてください。

スーパーで手に入る漬物たち

漬物は、素晴らしい発酵食品です。
日本人にとっては、ヨーグルトよりもずっと良質な乳酸菌です。

でも、スーパーで売っている漬物は、防腐剤や着色料がたっぷり入っていることが多々あります。

じゃあ自分で作ればいいって?
スーパーで売っている漬物液には、果糖ぶどう糖液糖という身体に悪いものが……

じゃーかーしいわい!!!(通訳:やかましいわい)
別に漬物好きちゃうし、そんなんやったらもう食べへん!

って、普通なりますよね。

食物繊維をたっぷり摂っているつもりでも

今の野菜は、昔に比べて食べやすくなったと言われます。
ピーマンや人参は苦くないし、トマトはフルーツのように甘い。
努力に努力を重ねた品種改良の賜物です。

これが何を意味するかと言うと、「あんまり栄養なくなった」ということなんです。(一部の栄養だけを人工的に増やしたりすることはあっても)
食物繊維は、同じかさに対して10分の1になった野菜もあると言われます。

ただでさえ、昔よりも食物繊維を摂る機会が少なくなっているのに、このうえ同じ量食べても10分の1しか摂れていないなんて。
そら、便秘にもなりますよね。

その他の栄養素も、ほんの数十年前と比べても大幅に減少しているようです。

中身はスカスカ…野菜からミネラルやビタミンが大幅に減少|日刊ゲンダイDIGITAL

徳川家康の食事から学ぶ本当の和食

徳川家康

徳川家康は、食事へのこだわりがとても強かったそうです。

豪華な食事が好きな美食家というわけではなく、むしろその逆。
麦飯、八丁味噌、浜納豆。
食物繊維や発酵食品を積極的に摂っていたそうです。

徳川家康は、幼少期から人質に出されるなど、苦労の人でもありました。
そんな彼が天下を取ったのは、「辛抱強さ」にあったと言われます。

健康な肉体を持ち、心を落ち着かせて集中すること。
食物繊維や発酵食品の多い質素な食生活や、それによって育まれた腸内細菌たちが一役買っていたことは十分に考えられます。

そんな徳川家康は、おそらく最強の腸内フローラの恩恵で当時の平均寿命の倍である75歳まで生きたわけですが、腸内フローラバランスが崩れて死んでしまったという説もあります。
一説によると、天ぷらにハマってしまい、食べ過ぎたことでお腹の調子が悪くなり、そのまま死んでしまったと。
油が古くなっていたのかもしれません。

江戸時代の人が現代にタイムスリップしたら、一気に腸内フローラが崩れてしまい、数日も生きていられないのではないでしょうか。

古くなって酸化した油を使った天ぷらを、仕事帰りに半額で買い、翌朝のお弁当に入れることはありませんか?
これだけでも大変なのに、上述の添加物を日常的に摂取しているわけです。
避けるほうが難しいほど、何にでも入っている添加物を。

現代人は、毒に慣らされているとも言えます。
ある意味で、わたしたちみんなが、添加物に耐性を持った「耐性菌」なのかもしれません。

添加物や化学物質に反応するアレルギーの方、あなたは素晴らしく正しい身体を持っているんです。

ユネスコに登録された和食の本当の意味

和食

2013年、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されました。

味噌、醤油、みりん、酢など、和食に欠かせない調味料。
納豆、漬け物、野菜や果物の天日干し。

和食には、保存食としての知恵とともに、たくさんの菌が共存してきました。
健康食として注目されている和食ですが、実はユネスコに登録されたのは、和食ではなく「和食文化」なのだそう。

(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重

日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。

(2)健康的な食生活を支える栄養バランス

一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿や肥満防止に役立っています。

(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現

食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。

(4)正月などの年中行事との密接な関わり

日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました!:農林水産省

ちょっとズボラしてすいませんけど、素材の味を残して、旬のものを食べて、おいしいねと言い合いながら食べること。
そういう文化が、世界で評価されたんです。

和食の恩恵を一番受けられるのは、もちろん日本人。
日本人に生まれたことを誇りに思って、自分たちの腸内フローラが崩れてしまう前に、食べるものや食べ方を大切にしたいですね。(ちょっと前回の記事とテーマがかぶってしまった)

うわ、どうしよう。
今日の夜ご飯は、ワイン、鱈のムニエル、ラタトゥイユ、マッシュポテト、フランスパン、アイスクリームの予定やのに。
和食感ゼロやわ。

この記事は、明日書いたことにしよう。

いや、カツオのたたきをプラスしよう。うん、そうしよ。(修正の仕方がくいしんぼう)

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自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。 でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。 いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。 ご挨拶と自己紹介も併せてご覧ください。
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わたしたちの腸に暮らす腸内細菌たちと健康との関連が、世界中で次々に明らかになってきています。 「すべての病気は腸から始まる」と言われるように、腸内環境が崩れると病気を引き起こすことが知られています。
健康な人の腸内フローラを移植することで、ふたたび健康を取り戻そうという治療法に期待が高まっています。
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