1982年から続けてきた微生物の基礎研究や医療機関における臨床を経て、独自の腸内フローラ移植(便移植)方法を開発しました。微生物たちとの共存共栄には、無限の可能性があると信じています。
シンバイオシス研究所 -微生物との共存共栄-
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食べるもので腸内細菌が変わるのか、腸内細菌が食べるものを変えるのか

好きな食べ物はなんですか?

カレー、唐揚げ、ハンバーグ、ラーメン、オムライス、焼き肉、フライドポテト、ピザ。
その他、カロリーの高そうなもの。(カロリーは、美味しさ)

過食

わたしは小さいころ「漫才師」になりたかったんですが、妹は小さいころ「唐揚げ」になりたかったそうです。
かわいらしすぎるやろ。
自分食べるつもりやったんかいな。

ちなみに、腸内フローラ移植のスーパードナーに同じ質問をすると、「おおむね、なんでも美味しくいただきます」という答えが返ってきます。

わたしは、セロリとパクチーとキムチとココナッツと生卵とぬか漬けとバナナと肉の脂身とアボカドが無理。
言い換えると、においが独特系と、食感がニュラッとしてる系。
あと、玉ねぎと唐辛子とにんにくはお腹壊す。(スーパードナーは諦めて)

彼ら「スーパードナー」とわたしたちの違いは何なんでしょうか?

生まれつき好き嫌いなく、腸内フローラバランスもよかったのか。
それとも、涙ぐましい努力によって良い腸内フローラを手に入れたのか。

そもそも、腸内細菌は食べるものからどれくらい影響を受けるのかという疑問もあります。

食べるもので腸内細菌、腸内フローラバランスが変わる

栄養指導

腸内フローラ移植臨床研究会の先生たちは、ほとんど栄養指導のできる先生たちばかり。
ここ数年間で栄養学を学ぶ医師は増えたそうですが、まだ全体の1%にも満たないそうです。

そもそも、日本の大学の医学部には、栄養学を専門に学べる授業はほとんどないらしい。
身体は食べたものからできていて、栄養学と病気は切っても切り離せない存在なはずなのに。

そんな食べたもの(栄養)が、腸の働きや腸内細菌たちのバランスに大きな影響を及ぼしていることは、健康に関心の高い人たちの間ではもはや常識です。

とは言え、わたしが初めて「腸内細菌」というワードを聞いたのだって去年の4月ですので、皆さん大丈夫です。
これから知っていきましょう。

ところで、食べるものが大切とは言え、何を食べたら腸内細菌に良いのか?
どんなふうに影響を与えているのか?
こういったことは意外と知られていません。

腸に優しい食事として、食物繊維の摂取がおすすめされたり、「まごわやさしい」といわれる献立もあります。
ここでは、もう少しだけ腸内細菌と食べ物について深掘りします。

糖質を代謝する腸内細菌

糖質制限

「糖質を代謝する腸内細菌」って、夢のような響きですよね。
この菌だけ移植して!とおっしゃる方も出てきそうです。

でも、腸内細菌の働きというのはそんな単純なものではないことは、このブログを読んでくださっている皆さんならおわかりのはず。

この菌たち、ラーメン、大盛りご飯、スイーツなど糖質の多い生活をしていると増えてきます。
身体に取り込んだ糖質を、使える形に置き換える(代謝する)ために、糖質代謝の役割を持った菌が増えるんです。
そうしないと、血糖値上がりっぱなしですからね。

じゃあ糖質は、食べても食べても腸内細菌たちが代謝してくれるからいいや、というとそうでもない。
糖質代謝に全力投球するあまり、腸内細菌たちがすべき他の働きが多少犠牲になっているかもしれないんです。

逆に、流行りの糖質制限をしすぎるとどうなるか?
腸内細菌たちは、「あ、糖質代謝しなくていいんだ〜」とサボるようになります。
その結果、将来的にうまく糖質を分解・代謝できない身体になってしまう可能性だってあります。

先日の朝イチで、糖質制限によって食物繊維不足になるといった話がありましたが、こんなところにも弊害がありました。

脂質を代謝する腸内細菌

脂質代謝

これまたステキな響き。
脂質を代謝する菌をたくさん持っている人は、さぞかしスリムだろうなあと思われるかもしれません。

もちろんそういう方も多くおられます。
でも、国単位で見てみると、スリムな日本人よりも、ガッシリ体型のアメリカ人のほうが脂質を代謝する菌が多い傾向にあるんです。

これは、アメリカ人は脂っこい肉をたくさん食べる文化だから。
腸内細菌たちも、脂質代謝をがんばらなくてはいけないということです。

ここまで見てきたように、腸内細菌というのは、食べたものを身体でうまく使えるように、「必要な菌が備わる」という性質があるようです。
優秀ですね。

逆に、食生活次第で「いい菌を備える」ことも夢ではないと言えます。
玄米菜食&ナチュラル・オーガニックを意識しすぎて、乳酸菌過多(そして便秘)の方も多いので、なにごともほどほどに。

腸内細菌で食べるものが変わる

野菜嫌い

腸にいい食べ物、悪い食べ物などが本やテレビで言われるようになってきました。
お漬物、お味噌汁、納豆などの発酵食品や、玄米などの食物繊維をはじめとして、レシピ本もたくさん出ています。

わかったわかった、と。
腸にええ食べもんは、わかったと。

でも、そこに載ってる食べ物ぜんぶ嫌いなんですけど? っていう人にとっては、苦痛でしかありません。
そんなの、ばあちゃんが食うもんじゃん? ってね。わかるよ、気持ちは。

たまたま好物が腸に(身体に)いいものやった人はラッキーやけど、好物が「ラーメン」「唐揚げ」「ピザ」の人は、ストレスフルな食事制限をしないと腸内細菌が喜ぶ食生活ができないのか?

これね、逆説的なんですが、「腸内細菌たちがあなたにそれを食べさせている」んです。
つまり「食べたいと思うもの」が、いい意味でも悪い意味でも「身体に必要なもの」ってことです。

食べたいもの(=食の好み)を変えるには、腸内細菌を変えるしかありません。

年齢で食の好みが変わる

偏食

「もう歳やからか、焼き肉とか重たいわぁ」という経験はないでしょうか。

わたしは28歳ですが、もう高校生の頃のようにスイーツバイキングとか行かなくなりましたもんね。
50歳くらいになったら、あんまり量も食べられなくなってくるんでしょうか。

そう言えば身近に、食べる量も内容も野球部の高校生男子並の50代2人おったわ。(オカンと所長)

歳とともに食の好みが変わってくるのは、腸内細菌のバランスが変わったから。
彼らの出す有機酸が嗜好中枢に働きかけ、好みを変えさせているそうです。

幼少期に野菜を嫌う子が多いのも、腸内細菌の発達が関係しているとわたしは思っています。

ストレス

ストレスで腸内細菌がアカン方向に歪んでしまうこともあります。
むしろ、食生活よりもストレスの影響のほうが大きい。

コンビニ食やジャンクフードが続くと「うつ」になりやすいという研究結果がある一方で、
うつになると、コンビニ食やジャンクフード、甘いものばかり食べたくなります。

これを、「腸内細菌の悪循環」と呼びます。(今そう決めた)

腸内フローラ移植

移植で腸内フローラバランスを整えてやると、食生活が自然と変化するというのは、移植を経験された方は実感されていることと思います。

  • 甘いものの食べ過ぎが止まった
  • 深夜に何か食べないと落ち着かなかったのがなくなった
  • 朝にきちんとお腹がすくようになった
  • 苦手だった野菜が食べられるようになった

わたしも、マシュマロを携帯していなければいけなかった時期がありまして(参考:慢性疲労とストレスから再度移植の決断)。

この頃は、「もうわたしなんて、マシュマロばっかり食べて、マシュマロしか食べられへんくなって、死ぬねん!」と騒いでいました。
ある意味、カロリー足りてるけど栄養失調状態。

今は、カロリーも栄養も満ち満ち状態。うははははは。

朝ごはん
※このあと、スイカをタッパー山盛り、ヨーグルト、ナッツ、コーヒーを摂取。すこぶる健康。そして快便。

移植というのは、「悪いサイクルを良いサイクルに切り替える」というお手伝いをしてくれる存在だと思っています。

食生活も無理なく整えられるようになるし、自分の努力が報われるようになる。
美味しく食べて、健康に生きるということは、言葉でいうほど簡単ではありません。

健康になりたくて一生懸命努力しているのに、なかなか健康にならない。
ジャンクフードや甘いものばかり食べてしまう自分が嫌になる。

そんな方のお役にも立てるかな、と思っています。

あ、今日はサーティーワンのダブルが31%オフの日や!!
期間限定のラズベリーフロマージュと、定番のポッピングシャワーにしよ。

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自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。 でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。 いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。 ご挨拶と自己紹介も併せてご覧ください。
腸内フローラ移植(便微生物移植)を知っていますか?
わたしたちの腸に暮らす腸内細菌たちと健康との関連が、世界中で次々に明らかになってきています。 「すべての病気は腸から始まる」と言われるように、腸内環境が崩れると病気を引き起こすことが知られています。
健康な人の腸内フローラを移植することで、ふたたび健康を取り戻そうという治療法に期待が高まっています。
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