1982年から続けてきた微生物の基礎研究や医療機関における臨床を経て、独自の腸内フローラ移植(便移植)方法を開発しました。微生物たちとの共存共栄には、無限の可能性があると信じています。
シンバイオシス研究所 -微生物との共存共栄-
上記の電話は腸内フローラ移植臨床研究会につながります
受付時間:10:00〜17:00(土日祝除く)

若返りと水素のほんとのハナシ

再生医療

「あれ、こんなところにシワあったっけ」

ある日鏡を見ると、覚えのないシワが増えている。少なくない女性が経験するシーンでしょう。
年齢を重ねるとともに、お肌のシワやたるみが増え、身体の代謝も悪くなっていきます。だからといって、諦める必要はありません。

老化のメカニズムを探っていくと、美容のみならず医療の分野にまでかかわる仕組みがわかってきました。
そしてその影で大活躍してくれているのが、私たちの腸の中に住んでくれている腸内細菌たちだったのです。

この記事は、過去の記事「アンチエイジングと腸内細菌の関係を科学的に見ていこう」をより詳しく解説したものになります。

老化と水素

水素

老化とは、分子生物学的には「細胞の酸化」です。シワやしみ、たるみなどの肌の老化だけではなく、あらゆる病気の原因もこの「酸化」だと考えられています。

では、私たちは細胞がどんどん酸化してしまうのを、指をくわえて見ているしかないのでしょうか?

そこで登場するのが「水素」です。
水素は、身体でできた悪い酸素(活性酸素)と結びつくことで、細胞の酸化を遅らせてくれる働きがあります。これを「抗酸化力」と呼びます。耳にされたことのある方も多いのではないでしょうか。

しかし、水素は身体に必須の物質であるにもかかわらず、体内への取り込みが非常に難しいのです。
こんなことを言うのは心苦しいものがあるのですが、美容や健康に関心の高い方の間でブームとなっている「水素水」に含まれる水素は、口から摂取してもほとんど体外に出てしまいます。

残念ながら、体外から水素だけを取り込もうというのは、あまり現実的ではないのです。

身体に水素を取りこんでくれる腸内細菌たち

水素と腸内細菌

せっかく水素が細胞の酸化を防いでくれるとわかったのに、それでは意味がないじゃない、と思われるかもしれません。

ご安心ください。
実は、私たちの身体は水素をうまく取り込む機能を備えていて、老化の速度を遅らせようとしてくれているのです。

その機能を担っているのが、腸内に住んでくれている腸内細菌たちなのです。

私たちの腸の中には、実に1,000兆もの様々な種類の腸内細菌が住んでくれていて、私たちの健康を守ってくれています。
「腸内環境を整える」、「腸内フローラ(腸内細菌たちの生態系)」という言葉を最近よく聞くようになりましたが、腸内細菌の働きというのは一過性のブームなどではなく、美容や医療の分野でこれまでの常識をくつがえしてしまうようなパワーを持っていることが研究で明らかになってきました。

少し話がそれましたが、食事などから水素を体内に取り込む過程で、腸内細菌は欠かせない存在なのです。

腸内細菌たちのために、私たちができること

お礼

腸内細菌たちが私たちの身体のために、せっせと水素を取り込んでくれていることがわかりました。では、逆に私たちが腸内細菌のためにできることはないのでしょうか?

食物繊維を摂る

私たちが口にする食べ物は、大きく3種類に分けられます。それは、糖、脂、食物繊維です。そのうち、人間の身体に必要なのは糖と脂だけです。
ではなぜ食物繊維を摂るべきなのかというと、食物繊維は腸内細菌たちの食事になるからです。

食物繊維が多く含まれるのは、野菜・海藻・納豆などです。これらを摂ることで、腸内細菌たちも元気に働いてくれます。

水をたっぷり摂る

細胞の酸化、つまり老化を防ぐために必要な水素ですが、これを作る材料になるのが水です。
水素水はあまり意味がないと言いましたが、水分を摂るという意味では決して悪いことではありません。

普通のお水でいいので、水分をたっぷり身体に補給してください。

すべての臓器、組織は再生する

再生医療

細胞が酸化してしまうと、さまざまな病気を引き起こす原因になってしまいます。日本人の死因1位であるガンも、細胞の酸化が原因です。

逆に言うと、細胞の酸化を遅らせることができれば、病気の予防、さらには病気の治療も可能になっていくと私は信じています。

現在何らかのエラーが起こっている身体の組織を修復していくためには、取り込んだ水素を身体でどう使っていくか、というのが大変重要になります。

せっかく体内に水素を取り込んでも、それをいい形で使ってあげないと意味がありません。そこで再び登場するのが腸内細菌です。

腸内細菌には、個性があります。水素をうまく身体にいい形で取り込める菌も、そうでない菌もいます。
ご自身の腸にとって有益な腸内細菌を育てるために、食物繊維や水分が欠かせないのです。

自力ではどうしようもないほど崩れた腸内細菌のバランスを整えるために「腸内フローラ移植」という方法もあります。

今後も、腸内細菌たちの秘めたるパワーがどんどん解明されていき、私たちの救世主になってくれると私は確信しています。

The following two tabs change content below.
自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。 でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。 いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。 ご挨拶と自己紹介も併せてご覧ください。
腸内フローラ移植(便微生物移植)を知っていますか?
わたしたちの腸に暮らす腸内細菌たちと健康との関連が、世界中で次々に明らかになってきています。 「すべての病気は腸から始まる」と言われるように、腸内環境が崩れると病気を引き起こすことが知られています。
健康な人の腸内フローラを移植することで、ふたたび健康を取り戻そうという治療法に期待が高まっています。
logo
腸内フローラ移植(便微生物移植)とは

移植の流れ・費用

移植が受けられる医療機関

お問合せ・移植相談

コメントを残す