菌に感染するウイルスたちのこと[2020.8.5]腸内細菌最新トピック

日常のいろいろなことがいっぱいいっぱいで疲れたとき、みなさんどうしておられますか?

ストレス発散というのとはちょっと違うねんなーってとき、ありません?
バーっと発散したいわけではなく、穴ぐらにくるまってねむりたい、みたいなとき。

わたしが最近はまっているのは「ろうそく」です。
家を片付けていたら、ろうそくが山ほど出てきまして。
ろうそくに火をともして、部屋を暗くして、じーっと炎を眺めていると和むんです。

お高いですが、和ろうそくが特におすすめ。

そのまま天に召されそうになります。(お盆の時期やからな。わかるよ)

腸内ウイルス由来の酵素で原因菌を破壊

腸内ウイルス由来の酵素で原因菌を破壊 大阪市大と東大の研究チーム – 毎日新聞

腸内メタゲノム解析で、疾患特異的な腸内細菌を制御できる新規抗菌物質を同定-大阪市大ほか – QLifePro 医療ニュース

腸内に存在するウイルスが、クロストリジウム・ディフィシルをやっつける酵素を出すことがわかったそう。
クロストリジウム・ディフィシル感染症は欧米では深刻な薬剤耐性関連感染症として位置づけられていて、日本でも最近じわじわ増えてきているので、画期的な研究結果と言えます。

一方で「特定の病原菌・ウイルスをやっつける」というアプローチは、多剤耐性菌を増やす方向性もはらんでいるので、ちょっと慎重になりたいところ。

ちなみに、ディフィシルをやっつけるのではなく、ディフィシル一強状態を緩和するために、アメリカでは腸内フローラ移植が第一の選択肢としてFDA公認で推奨されていることも申し添えておきますっ!

それにしても、人間のおなかに菌たちが住んでいて、その菌たちを宿主として腸内ウイルスが存在している。
絶妙なバランスで成り立っているんですね。
興味のある方は「バクテリオファージ」あたりで調べてみてください。

この記事を書いた人

ちひろ
ちひろ研究員(菌作家)
自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。
でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。
いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。
個人ブログ→千のえんぴつ
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《特許出願中》
腸内フローラ移植

腸内フローラを整える有効な方法として「腸内フローラ移植(便移植、FMT)」が注目されています。
シンバイオシス研究所では、独自の移植菌液を開発し、移植の奏効率を高めることを目指しています。(特許出願中)