目次

ウルトラファインバブル(UFB)総論

ナノバブルの安定化および崩壊メカニズムの解明に関する研究

タイトル:ナノバブルの安定化および崩壊メカニズムの解明に関する研究
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-17201028/
分類:科研費報告書
発行時期:2005-2006
発行元:科研
バブル種:MB/NB
課題:現在、基本的に言われている泡のロジックの原点になる研究
結果概要、実績
・マイクロバブルの圧壊過程では表面電荷(イオン類)の濃縮が確認された。
・圧壊が完全に進んでしまうとフリーラジカルを発生することが確認できた。
・圧壊過程は一時的な小休止を伴う現象であり、これが微小気泡の安定化につながる。
・電解質の存在下で強制的に圧壊をした場合には、ナノバブルとして長期に安定化する。
・安定化のメカニズムとしては、表面でのイオン濃縮に伴うsalting-out現象が主体と考えられる。
・pHを急激に変化させると安定化したナノバブルが不安定となることが起こりえる。

マイクロバブル・ナノバブルの基礎

タイトル:マイクロバブル・ナノバブルの基礎
https://www.jstage.jst.go.jp/article/swsj/64/1/64_1_4/_pdf
分類:学会誌
発行時期:2010
発行元:科研
バブル種:MB/NB
課題
結果概要、実績
特性・発生法・測定法

加速するファインバブル技術の産業化

タイトル:加速するファインバブル技術の産業化
https://arc.asahi-kasei.co.jp/report/arc_report/pdf/rs-1007.pdf
分類:一般向け
発行時期:2016.1
発行元:科研

分野:半導体
効果:生産性向上
封入気体
バブル種:FB
課題:ウエハの薄膜化による枚葉剥離を超音波で行う際に破損リスク増加
結果概要、実績
超音波付与の代替にファインバブル水を用いている。ファインバブル技術によりウエハ間隙にできるバブル層が摩擦力低減効果をもたらし、ウエハ枚葉の剥離がスムーズになり、生産性向上に貢献
参考資料経済産業省 九州経済産業局 ファインバブル活用事例集

分野:半導体
効果:水処理
封入気体
バブル種:MB/NB
課題:半導体製造プロセスでは,アンモニア水などを混合した薬液を用いたウエハ表面を洗浄する工程があり、アンモニア由来の窒素排出が課題。
処理水は微生物に処理をさせていたが、アンモニア濃度が数千ppmの高濃度では微生物で処理しきれないため,数百ppmまで希釈して]処理する必要があり、広大な設備になることと希釈で生じる余剰汚泥の問題があった。
結果概要、実績
排水原液にUFB発生装置を沈め、UFB含有排水を作ることで、微生物活性を上げ、全窒素・アンモニア性窒素・硝酸性窒素・2-アミノエタノールの90%以上の除去を実現
参考資料半導体工場排水の無希釈窒素処理技術

分野:食品
効果:鮮度保持
封入気体:N2
バブル種:UFB
課題
結果概要、実績
マヨネーズの酸化防止・口当たりの改善・カロリーカット(キューピー)
参考資料経済産業省 九州経済産業局 ファインバブル活用事例集

分野:農業
効果:成長促進
封入気体:Air/O2
バブル種:UFB
課題:生理活性効果と界面活性作用として溶存酸素の改善効果があり、農作物の生長を促進すると多く報告
結果概要、実績
トマトやレタスなどの水耕栽培を行う植物工場において実績
参考資料経済産業省 九州経済産業局 ファインバブル活用事例集

分野:農業
効果:水処理
封入気体:CO2
バブル種:UFB
課題:セシウムなどの放射性核種は通常+(プラス)に帯電して農作物の表面に付着している。
結果概要、実績、研究内容
二酸化炭素ガスはセシウムを抽出しやすいことから、二酸化炭素ガスのウルトラファインバブル水のセシウムへの強い洗浄力が研究され、農作物への洗浄利用が考えられている。

分野:漁業
効果:成長促進
封入気体:O2
バブル種:UFB
課題
結果概要、実績
溶存酸素の改善効果による養殖魚の顕著な成長促進と、殺菌効果による養殖場の水質浄化などにも役立っている。
参考資料経済産業省 九州経済産業局 ファインバブル活用事例集

分野:食品
効果:鮮度保持
封入気体:N2
バブル種:UFB
課題
結果概要、実績
鮮魚の出荷前洗浄・酸化防止の鮮度保持
参考資料経済産業省 九州経済産業局 ファインバブル活用事例集

分野:医療
効果:殺菌
封入気体:O3
バブル種:UFB
課題:耐性菌の出現
結果概要、実績、研究内容
サルモネラ菌、大腸菌、インフルエンザウイルスの殺菌効果が確認されている。エボラウイルスの殺菌効果もカナダのグループで検証中。
メカニズムとして、細菌などと同じ大きさのマイナス保有電荷を有すウルトラファインバブルが細菌に吸着、細菌の構成分子の水素イオンを水酸基ラジカルから抜き取り、電荷を除去、細菌の表面上の突起物がなくなり、細菌は生物として活動できなくなり死滅する、という説が提示されている

分野:薬品
効果:DDS
封入気体
バブル種:UFB
課題
結果概要、実績、研究内容
リポソーム(細胞膜と同じ材料で作られた小さな小胞)内に治療薬剤とウルトラファインバブルを同時に入れ、血液に投入し、患部を通過した時にリポソームに超音波をあてると、リポソーム膜が破れ薬剤を患部に投与できるという可能性が期待。

分野:医療
効果:鮮度保持、洗浄
封入気体:O3
バブル種:UFB
課題
結果概要、実績、研究内容
・臓器保存液
・院内感染対策と洗浄(滅菌、消毒薬として)
・歯周病の治療
参考資料マイクロナノバブルによる殺菌技術の開発

分野:医療
効果:予防
封入気体:O2
バブル種:UFB
課題
結果概要、実績、研究内容
・動脈硬化性の病気の抑制(自治医科大)
・腎硬化等臓器への保護作用効果(同上)
・動脈硬化形成の予防(同上)
参考資料酸素ナノバブルにおける医療分野の研究

マイクロ/ナノバブルの基礎

タイトル:マイクロ/ナノバブルの基礎
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-17201028/
分類:総論
発行時期:2011
発行元:日本マリンエンジニアリング学会
分野:工業
効果:洗浄
封入気体:Air/N2
バブル種:MB/NB
課題
①高濃度汚染された油汚染土壌処理
②船舶機関プラントや火力,原子力発電所の復水器冷
却管内に形成されるバイオフィルムの形成抑制を目的
として,アルミニウム黄銅管内壁に形成されるバイオ
フィルムの成長に対する窒素MBによる抑制効果及び
除去効果検証試験
結果概要、実績
①MBの連行浮上効果によって油分分離が著しく促進された。MBは径が非常に小さいため,液に対するスリップ速度が非常に小さく,MB表面に付着或いは吸着した油膜或いは油滴(数μm 程度)はMBの上昇に伴って周囲流体から受ける抗力も小さく,MB表面から剥離あるいは脱落することなく,液面に随伴された。
②空気MBを導入すると,海水中の溶存酸素濃度が増加し,海水中の微小生物を活性化させ,バイオフィルムの形成を促進している様子が伺える。一方,窒素MBを導入すると,汚れ係数は海水のみの通水時の汚れ係数の約 60%程度に減少した。以上の実験結果から,窒素MBの導入により通水時の溶存酸素濃度が低下し,バイオフィルムの形成が効果的に抑制されることが示された

マイクロバブルを利用した環境浄化と食の安全確保

タイトル:マイクロバブルを利用した環境浄化と食の安全確保
https://www.jstage.jst.go.jp/article/swsj1965/59/1/59_17/_pdf
分類:総論
発行時期:2005
発行元:日本海水学会
分野:基礎、食品
効果:殺菌
封入気体:O3
バブル種:MB/UFB
課題:ノロウイルス
結果概要、実績
解凍時にオゾンナノバブル水を利用することにより、解凍に要する時間を従来の半分以下に抑えることができたばかりでなく,すり身に含まれる芽胞菌などの耐熱性細菌を含めた菌数を激減させる効果が確認された。
ノロウイルス→マイクロバブルである理由
比表面積が大きく、上昇速度が緩やかであり、また表面張力 による自己加圧効果があるため、通常の気泡に比べて桁違いに大きな気体の溶解効率を持っている。

ファインバブルの機能特性

タイトル:ファインバブルの機能特性
https://drive.google.com/file/d/1PR5sLA3IAS91xBOcPRzAn8ZJ76ldK3SI/view
分類:総論
発行時期:2019-2020
発行元:日本家政学会
バブル種:FB
課題:製造法から活用までの総論
結果概要、実績
1年で70%のUFB残存が見られた記述がある資料

食品分野

生野菜を対象とした次亜塩素を含むウルトラファインバブル混合液の殺菌効果

タイトル:生野菜を対象とした次亜塩素を含むウルトラファインバブル混合液の殺菌効果
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmehs/2017.54/0/2017.54_B026/_article/-char/ja/
分類:講演
発行時期:2017
発行元:一般社団法人日本機械学会
効果:殺菌
封入気体:その他
バブル種:UFB
課題
結果概要、実績
次亜塩素酸ナトリウムを含むUFB混合物(S-UFB),電解UFB混合物(EUB)の交互作用?により、次亜塩素酸ナトリウム単独より生菌数が減少

工業・浄化分野

UFBによる埋立廃棄物や浸出水中の有機物分解促進効果に関する検討

タイトル:UFBによる埋立廃棄物や浸出水中の有機物分解促進効果に関する検討
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmcwm/29/0/29_421/_pdf/-char/ja
分類:講演
発行時期:2018
発行元:第29回廃棄物資源循環学会研究発表会 九州大学大学院
効果:廃棄物処理
封入気体:O2
バブル種:UFB
課題:最終処理場の廃止長期化→排水基準を上回る浸出水中のCOD成分(難分解性有機汚濁成分)及び窒素の長期にわたる流出
結果概要、実績
埋め立て廃棄物・浸出液のO2UFB連続供給
TOC(水中の有機物に含まれる炭素の量)は過飽和O2UFB,O2,AIRの順で高くなった。→UFBの個体表面で崩壊する際の極微小ジェット流による洗浄効果並びに好気性微生物の活性化により、焼却灰からのTOCの溶出が促進されたと考えられる。また、無機塩類の溶出も同じ順で高く、UFBの効果より、溶存酸素の効果によるものと考えられる。
浸出液中の有機炭素が酸化されて無機炭素に変化する様子は確認されなかった。
⇒O2UFBは埋め立て廃棄物からのTOC溶出を促進し、溶存酸素が大きくなるにつれ、溶出濃度も上がり、過飽和O2では無機塩類の溶出も確認。UFBは個体中の有機物を液中へと溶出する効果に特化していると考えられる。

ファインバブルを用いた洗浄・水処理技術

タイトル:ファインバブルを用いた洗浄・水処理技術
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sfj/68/6/68_317/_pdf/-char/ja
分類:解説
発行時期:2017
発行元:一般社団法人表面技術協会
効果:油分除去
封入気体:Air/O3
バブル種:MB/FB/UFB
課題:金属表面の油分に関して、一般的な金属板で防錆・拙作・加工性などの向上を目的に塗布されているが、最終製品前には洗浄除去工程が必要となる。この工程の中で、各処理液成分や除去物に依る次工程への汚染を防止するために工程間で水洗を行ってる。
結果概要、実績

マイクロバブルの基礎と半導体洗浄への応用

タイトル:マイクロバブルの基礎と半導体洗浄への応用
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspe/83/7/83_636/_pdf
分類:総論
発行時期:2017
発行元:精密工学会誌
効果:半導体洗浄
封入気体
バブル種:MB
課題:半導体ウエハの洗浄には強力な薬液が使われており、その中でもフォトレジスト(感光性有機物)の除去には硫酸化水素(PMS: 硫酸+過酸化水素/150℃)が利用されているが、排水処理や安全性の問題があった。
結果概要、実績
非常に大量のイオンが注入された場合、フォトレジストの表面近くにクラストという効果室が形成される。これは容易には落ちない。
マイクロバブルが発生させる水素基ラジカルが非常に強力な酸化剤となり、クラストを除去できたと考えるか、気泡の収縮過程により電荷を持ったMBがレジストに何らかの作用を与えたと考えられる。

UFB水霧化気を用いた吸気改善技術の開発/各温度条件による CO2UFB 水のナノ個数濃度の影響

タイトル:UFB水霧化気を用いた吸気改善技術の開発/各温度条件による CO2UFB 水のナノ個数濃度の影響
https://drive.google.com/file/d/17Su68HAuI6-_tu51GasYtBm_mBHx4Pet/view
分類:報告書
発行時期:2019
発行元:久留米工業大学研究報告
効果:汚染物質低減・泡の製造
封入気体:Air・CO2
バブル種:UFB
課題
・石油燃料はNoxやPMなどの排出が問題。
UFB水を霧化させたUFB霧化気を吸気に混入させた時の燃焼特性を確認する(OHラジカルを燃料に活用)・CO2UFB水に焦点を当て温度の変化による個数濃度への影響の検証および低温下での高濃度化を試みた
結果概要、実績
・UFB水霧化気を混入させたときの場合、ノーマルと比較して、負荷率25%では、NOx 濃度が約16.4%、CO濃度が約19.0%低減した。また燃料消費量は約7.1%改善した.負荷率50%ではNOx 濃度が約20.1%、CO 濃度が約29.0%低減した.また燃料消費量は約9.3%改善した.負荷率75%では、NOx 濃度が約21.0%、CO 濃度が約16.1%低減した.また燃料消費量は約10.9%の改善に成功した。
・水温を低下させることで本実験では CO2UFB 水の粒子濃度は,水温が40°C帯の時は4.5×107個/mL で30°C帯の時は3.6×108個/mLだった。
水温が低下することで、TDS 濃度、液中のナノ個数濃度が向上する傾向にあり、pH も同様に酸性化が進む結果となったことから、液中に封入される CO2濃度が向上できたものと言える。
TDS 値とナノ個数濃度に相関性が見られた。

Application of ozone micro-nano-bubbles to groundwater remediation
オゾンマイクロナノバブルの地下水浄化への応用

タイトル:Application of ozone micro-nano-bubbles to groundwater remediation
オゾンマイクロナノバブルの地下水浄化への応用
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0304389417306222?via%3Dihub#bibl0005
分類:論文
発行時期:2018
発行元:Journal of Hazardous Materials 342 (2018) 446–453
効果:水の浄化
封入気体:O3
バブル種:NMB
課題
汚染地下水を回復するために一般的に使用される方法は、フェントン試薬、過酸化二硫酸塩、過マンガン酸塩などの酸化剤であり、有機汚染物質の酸化に顕著な効率を示している。が、フェントン法では、かなりの量の酸素が生成され、これが細孔チャネルの閉塞の原因となり、フェントン試薬の影響を受ける面積を制限する可能性がある。ペルオキシ二硫酸塩は周囲温度(約20℃)では比較的安定している傾向があり、サイトの浄化に使用するためには活性化する必要があるが、副産物として大量の硫酸塩が生成され 、二次汚染の原因となる。永久ガナートを用いた原位置化学酸化ではMnO2が生成されるが、これもまた細孔の目詰まりを引き起こし、浄化効率を低下させる可能性がある。
結果概要、実績

ウルトラファインバブルが尿石形成に及ぼす影響

タイトル:ウルトラファインバブルが尿石形成に及ぼす影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjmf/32/1/32_12/_pdf/-char/en
分類:論文
発行時期:2018
発行元:混相流学会
効果:洗浄
封入気体
バブル種:UFB
課題
金属表面に尿石のように溶解物質が析出・沈殿凝固化したものは閉塞や熱交換率の低下・装置の破損など様々な障害を引き起こす。
現在は酸などの薬剤を使用しているが、環境影響の少ない薬害を使っていくべきである。
結果概要、実績
UFBの存在下で形成される尿石は剥離しやすくなっていた。
結晶の形成時にUFBが混入することで多孔化したためと考えられる。

医学・歯学・薬学・獣医学分野

新規水素発生素材の経口投与による水素分子の老年病と生活習慣病の予防効果

タイトル:新規水素発生素材の経口投与による水素分子の老年病と生活習慣病の予防効果
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-23300257/
分類:科研費報告書
発行時期:2013
発行元:科研
効果:酸化ストレス低減
封入気体
バブル種
課題
生活習慣予防
水素素材の経口投与の妥当性・効果検証
結果概要、実績
2型糖尿病モデルマウスの血中の中性脂肪を効果的に低下させた。この原因を探るべくマイクロアレイにより網羅的に遺伝子発現の変動を調べた。すると脂質代謝、コレステロール代謝に関与する遺伝子の発現が水素によって増加し、時間的に遺伝子発現の変動を調べると、ミトコンドリアの生成制御を司るPGC-1αが上昇して、その後にミトコンドリアの脂質代謝の関与する酵素の遺伝子発現が上昇した。以上の結果より、水素発生素材は生活習慣病の予防に効果的であることが示唆された。

O3 UFBは歯根繊維芽細胞の酸化ストレスに応答する細胞シグナル伝達を誘導する。

タイトル:O3 UFBは歯根繊維芽細胞の酸化ストレスに応答する細胞シグナル伝達を誘導する。
https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/14686996.2019.1614980
分類:論文
発行時期:2019
発行元:Science and Technology of Advanced Materials 
効果:酸化ストレス低減
封入気体:O3
バブル種:UFB
課題
殺菌力があることから、歯科業界では口腔殺菌水としてオゾン水が使われてきたが、製造20-30分以内でO2に戻ってしまうことから、より安定性の高いO3 UFBが使われ始めている。
オゾンによる組織への影響はあまり検討されていない。
結果概要、実績
細胞毒性はなかったものの、培養した2種の口腔細胞に10分刺激したところ、酸化ストレスによって作動する代謝経路が活発になり、また、細胞再生の遺伝子の発言が活発になったことから、O3 UFBは酸化ストレスを誘導することが示唆された。

微生物分野

グラム陰性菌に対する超微細気泡の効果。阻害か選択か?
Effects of Ultrafine Bubbles on Gram-Negative Bacteria: Inhibition or Selection

タイトル:グラム陰性菌に対する超微細気泡の効果。阻害か選択か?
Effects of Ultrafine Bubbles on Gram-Negative Bacteria: Inhibition or Selection
https://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acs.langmuir.9b02641
分類:論文
発行時期:2019
発行元:American Chemical Society 
効果:増殖抑制効果?
封入気体
バブル種:UFB
課題
陰性桿菌の増殖抑制効果が示唆されている?
結果概要、実績

酸素ナノバブル添加による好気性酵母の培養可能性の検討とサッカロミセス・セレビシエのバッチ培養およびセミバッチ培養の結果の評価
Investigation of the possibility of culturing aerobic yeast with oxygen nanobubble addition and evaluation of the results of batch and semi-batch cultures of Saccharomyces cerevisiae

タイトル:酸素ナノバブル添加による好気性酵母の培養可能性の検討とサッカロミセス・セレビシエのバッチ培養およびセミバッチ培養の結果の評価
Investigation of the possibility of culturing aerobic yeast with oxygen nanobubble addition and evaluation of the results of batch and semi-batch cultures of Saccharomyces cerevisiae
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0255270120307091
分類:論文
発行時期:2020
発行元:Chemical Engineering and Processing 
効果:酵母への成長促進
封入気体:O2
バブル種:UFB
課題
酵母への影響は見られてこなかった
結果概要、実績
酸素ナノバブル添加により酵母の好気性増殖が増強された。
ナノバブルの連続供給が多いほど成長率が高い。
ナノバブル培養では、ナノバブルを添加していない培養に比べて酵母の最大比成長率が高いことが明らかになった。

UFB 水中のナノ粒子密度による抗菌・殺菌の処理効果

タイトル:UFB 水中のナノ粒子密度による抗菌・殺菌の処理効果
https://ci.nii.ac.jp/naid/130007557622/
分類:講演要旨
発行時期:2018
発行元:日本機械学会 第28回環境工学総合シンポジウム2018
効果:殺菌効果
封入気体:CO2
バブル種:UFB
課題:細菌に対する処理効果が期待されている
結果概要、実績
CO2を用いたUFB水には殺菌効果があることが判明した。
CO2を用いたUFB水は生菌の酸性性を示したため、CO2を用いたUFB水の酸性化による効果は期待できなかったが、顕著な殺菌効果が認められた。
CO2を用いたUFB水ではメチルラジカルの生成が確認でき、pH4以下の酸性であることから、水分子から生成するOHラジカルが期待できることがわかった。

UFB水による抗菌効果の検証

タイトル:UFB水による抗菌効果の検証
https://drive.google.com/file/d/1Rw8v_cTN6SSli-JOlMcDwRPBCUZc2EJF/view
分類:研究報告
発行時期:2020
発行元:久留米工業大学研究報告
効果:殺菌・抗菌効果
封入気体:N2 O2 Air
バブル種:UFB
課題:環境配慮。食品への応用
結果概要、実績
16億個/mlのUFB水は24時間でほぼ全ての菌が消滅・4.8億個/mlでは、菌数の減少が確認された。
14日間の抗菌効果に関しては、黄色ブドウ球菌、大腸菌はN2および O2ともに4億個/mlもしくは8億個/mlで抗菌能力が確認されるが 16億個 /mlで は増加する傾向が見られた。緑膿菌においては、気泡数密度に関係なく増 加する傾向が見られた。カンジタ菌はN2が8億個/mlで顕著な低下が見られ、O2でも4億個/ml および8億個/ml で大幅な低下が見られた。麹カビは、気泡数密度に関係なく、N2でもO2でも低減が可能であった。

畜産・漁業・農業分野

酸素ウルトラファインバブル水が植物の発芽と成長に与える影響

タイトル:酸素ウルトラファインバブル水が植物の発芽と成長に与える影響
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fgtb/9/2/9_42/_pdf/-char/ja
分類:論文
発行時期:2020
発行元:新潟大農学部
効果:生長促進
封入気体:O2
バブル種:UFB
課題
結果概要、実績
スギ、コマツナで評価
コマツナの底面給水栽培では、本葉枚数は、液肥なしと液肥あり共に、酸素UFB水の方が水道水に比べて有意に多く、草丈は、液肥ありでは酸素UFB水の方が水道水に比べて有意に大きくなった。液肥なしでは有意差は認められなかった。コマツナの頭上給水栽培では、酸素UFB水の方が水道水よりも本葉枚数が有意に多かったものの、草丈には有意差は認められなかった。一方、ミズゴケを使用したスギ実生苗の栽培では、酸素UFB水は水道水に比べ、苗高は大きく、地上部絶乾重や地下部絶乾重はわずかに重くする効果があると推定された。

Effects of nanobubbles on the physicochemical properties of water: The basis for peculiar properties of water containing nanobubbles

タイトル:Effects of nanobubbles on the physicochemical properties of water: The basis for peculiar properties of water containing nanobubbles
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0009250913000948
分類:論文
発行時期:2013
発行元:東京大学
効果:生長促進
封入気体:N/Air
バブル種:UFB
課題
結果概要、実績
空気のウルトラファインバブルを発生させた水に種子を浸漬したオオムギ種子の発芽率が、同溶存酸素濃度の蒸留水に浸漬した場合に比べて 15 ~ 25%高かった。

マイクロバブル技術による水産養殖実験

タイトル:マイクロバブル技術による水産養殖実験
https://www.htsj.or.jp/wp/media/2001_01.pdf
分類:論文
発行時期:2001
発行元:中国四国 電熱シンポジウム
効果:水処理 発育促進
封入気体:Air
バブル種:MB
課題:内湾特有の流れが停滞し、ヘドロが堆積しやすい特徴に加え、ヘテロカプサ赤潮被害とそれによる酸素欠乏状態が牡蠣の養殖に打撃を与えていた。
結果概要、実績
マイクロバブルは夏場常時酸欠状態に陥りやすい水深5〜10mで滞留し、溶存酸素濃度を改善した。また、牡蠣の血流量を2倍にUPさせた。マイクロバブル停止後もその効果が持続したことから、新陳代謝活発となり、体質改善の効果が持続的に行われている事を示唆。この生理活性効果によってグリコーゲンの含有量も大幅に上昇したと考えられる。
ホタテでも効果あり。

オオムギ種子発芽促進に効果を示すウルトラファインバブルの個数濃度

タイトル:オオムギ種子発芽促進に効果を示すウルトラファインバブルの個数濃度
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjmf/34/1/34_2020.020/_pdf
分類:論文
発行時期:2020
発行元:Japanese .J. Multiphase Flow
効果:生長促進
封入気体:Air
バブル種:UFB
課題:UFBのオオムギ種子への発芽促進効果は認められつつも、最適個数に関しての知見はなかった
結果概要、実績
・高品質種子に関しては、UFBは発芽速度向上のみ認められ、発芽率は蒸留水と変わらなかった。
 低品質種子に関しては、発芽促進効果が確認できた上、最終発芽率もコントロールと比較して向上した。
・発芽促進効果はおよそ10^8個/ml以上において発揮されると推察。
・しかし同一製造会社の同一測定器シリーズでも、1.6倍の測定値の違いがあるため、一概に最適最小個数を定義するのは難しい。

生理活性化

マイクロバブル浴が体温調節機能および皮脂洗浄に及ぼす影響

タイトル:マイクロバブル浴が体温調節機能および皮脂洗浄に及ぼす影響
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11079530_po_ART0010226203.pdf?contentNo=1&alternativeNo=
分類:講演要旨
発行時期:2008
発行元:人間-生活環境系シンポジウム
効果:温浴効果
封入気体
バブル種:MB
課題:マイクロバブル浴が体温調節反応および皮脂除去に及 ぼす影響についてさら湯浴と比較することが目的
結果概要、実績
MBの消滅時の放出エネルギーにより、お湯が冷め難かった。
入浴中の平均皮膚温・心拍数・皮膚血流量はMBが有意に高い。浴後の変化に差はない
発汗量はMBが有意に高く、浴後5分は二倍ほど高かった。体重減少も高いけど発汗に相関していると思う。(お湯が冷めないからでは)
皮膚の洗浄効果に顕著な差はなかったが温浴刺激はさら湯浴より高まることが示唆

構造・機序

Potential of Microbubbles in Aqueous Solutions:  Electrical Properties of the Gas−Water Interface

タイトル:Potential of Microbubbles in Aqueous Solutions:  Electrical Properties of the Gas−Water Interface
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/jp0445270
分類:論文
発行時期:2005
発行元:Phys. Chem. B
効果:構造解明
封入気体:Air?
バブル種:MB/UFB
課題:UFBの解明
結果概要、実績
水溶液中の微細気泡のζ電位を調べたところ、広範囲のpH条件で負に帯電していることが明らかになった。また、強酸性条件下では正の電位となり、位を低下させることがわかった。OH-及びH+は気液界面の帯電機構に重要な因子であるが、他のアニオン及びカチオンは、対イオンが界面電荷に引き寄せられるため、ζ電位に二次的な影響を与える。プロパノールとブタノールを少量添加することで、気液界面の帯電機構を考える上で重要な情報を得ることができた。これらのアルコールは、電荷を持たないにもかかわらず、気液界面電荷に強い影響を与え、水溶液中のマイクロバブルのζ電位を分散させた。これらのアルコールは界面に吸着して界面の水素結合ネットワークに影響を与える傾向があり、気液界面の電荷はバルク水と気液界面の水素結合ネットワークの構築の違いに関係していると結論づけた。

Effect of surfactant addition on removal of microbubbles using ultrasound

タイトル:Effect of surfactant addition on removal of microbubbles using ultrasound
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0041624X14000833?via%3Dihub
分類:論文
発行時期:2014
発行元:Ultrasonics
Volume 54, Issue 6, August 2014, Pages 1425-1429
効果:機序解明
封入気体
バブル種:MB
課題
結果概要、実績
・超音波は水溶液からのマイクロバブルの除去に有用であった。
・界面活性剤の添加によりマイクロバブルの除去効率が低下した。
・界面活性剤の吸着によりマイクロバブルの表面が改質され、立体阻害がマイクロバブルの除去に影響を与えていることがわかった。

Long-term stability of hydrogen nanobubble fuel

タイトル:Long-term stability of hydrogen nanobubble fuel
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0016236115005797
分類:論文
発行時期:2015
発行元:Fuel
Volume 158, 15 October 2015, Pages 399-404
効果:機序解明
封入気体:H2
バブル種:NB
課題:水素は、エンジン効率の向上や排ガス性能の向上に利用できる多くの魅力的な本質的な特性を持っている。本論文では、ガソリン燃料中の水素ナノバブル(HNB)の存在と長期安定性を調べた。
結果概要、実績
NBは一ヶ月以上にわたって安定する

音波と気泡ー ウルトラファインバブル

タイトル:音波と気泡ー ウルトラファインバブル
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasj/73/7/73_424/_article/-char/ja/
分類:総論
発行時期:2017
発行元:日本音響学会
効果:安定化メカニズムの解説
OHラジカル
封入気体
バブル種:UFB
課題
本当に安定なウルトラファインバブルは存在するのか、観測されているのはバブル(気体)ではなく,固体の不純物粒子なのではないか、ウルトラファインバブルと固体粒子を分離することはできるか、ウルトラファインバブルの安定化メカニズムは何か、といった安定性に関する問題。
ウルトラファインバブルを含んだ水からOH ラジカルが生成したという実験報告 [10, 11] があるが、本当にOHラジカルが生成するのか、生成するならばそのメカニズムは何か。
結果概要、実績
流体力学的に、UFBは安定して液中に残るとは考えにくい。
共振式質量・粒子計測法によってUFBと不純固形物を分けて測定ができ、ナノ粒子ブラウン運動追跡法のデータと一致した。

静置状態でのバブル溶解消滅(圧壊)の直前のバブル内部の温度は3,000Kまで上昇した。しかし、バブル周辺の温度は85℃程度しか上昇せず、水分子の分解には到底足りない温度であった。