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シンプルで勝負する技術は美しい。

例えば新しい薬を開発するとき、これまでは「足し算」が主なアプローチだった。新しい性質を持つ素材の発見や、新しい化学反応を引き出す調合が繰り返されてきた。

一方でウルトラファインバブルは、水と気体さえあれば作り出せる。シンプルだからこそごまかしが効かない。だからこそこの技術を極めた先には、普遍性を持った物理学の最終公式のように、私たちが抱える問題に対する「解」があるのだと思う。

ドーナツの穴は存在なのか、空白なのか。
そんなことを言った作家がいます。

水の中のウルトラファインバブルについて話をするとき、私は皆さんにバブルの存在について話をするべきか、空白について話をするべきか頭を悩ませます。

ドーナツの穴がその存在、つまり空気なり圧力なり哲学的意味なりで周りの生地を押し広げているのだとしたら、
ウルトラファインバブルの存在というのは、空気なりその他の気体なり電荷の膜によって周りの水を押しのけているのだと説明することができます。

ドーナツの穴が空白、つまり生地の存在の不在によって定義されるものだとしたら、
ウルトラファインバブルの空白というのは「水のないところ」とでも言い表されるでしょうか。

ここで、存在であり空白であるドーナツの穴を持ち出したのには理由があります。
ウルトラファインバブルの特性や効果について考えるとき、それを実際に目で見て確認することがいかに困難かがわかります。

バブルそのものも、中の気体も目に見えないけれど、たしかに存在していて力を発揮している。
とても「ドーナツの穴」的だとは思いませんか?

足し算の成長には限界がある

技術にパラダイムシフトを

コンピュータの世界では、新しい機能を追加したいときは新しいコードを書き足すだけでは不十分であると言われます。
そのやり方ではコードはどんどん肥大化するばかりか、いつか指示系統が混乱してエラーを起こしかねません。
優れたプログラムは、シンプルでわかりやすいコードを賢く組み合わせることで最大限の機能を実現させます。

一流の料理人は、いくつも調味料を重ね合わせたりはしません。
素材のおいしさを引き出すために必要最低限の調味料を知っていて、それをもっとも効果的に組み合わせて使うことで感動するほどおいしい料理を完成させます。

ウルトラファインバブルは、足し算(添加)ではなくシンプルな材料の効果的な組み合わせによってその力を発揮させるという特徴を持っています。

例えばウルトラファインバブルの代表的な効果のひとつである「洗浄」効果。
洗浄力のある他のものを思い浮かべてみると、硫酸系、アミノ酸系、ベタイン系、グルコシド系などたくさんの足し算があります。

例えば、動植物の成長促進などの「生理活性」効果。
一般的なビタミン、ミネラル、酵素、多糖類をはじめとした各種物質の足し算により、成長促進を促します。
家畜の成長促進のために抗生物質が当たり前のように使われているという現状もあります。

資源が有限であるかぎり、足し算の成長・進化は何かを犠牲にせざるを得ません。
ウルトラファインバブルという技術は、限界を迎えつつある足し算型の開発に一石を投じるものであると私たちは確信しています。

このサイトでは、ウルトラファインバブルたちのことをUFBと呼びながらご紹介していきたいと思います。