1982年から続けてきた微生物の基礎研究や医療機関における臨床を経て、独自の腸内フローラ移植(便移植)方法を開発しました。微生物たちとの共存共栄には、無限の可能性があると信じています。
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追加移植6〜9回目、状態変化詳細メモ【腸内フローラ移植体験談12】

(体験談1〜11は、記事下部からお読みいただけます)

仕事どころの騒ぎではなくなってしまったので、今回は詰めて移植をしていただくことにしました。
これまでのように、「移植をしたから多少オーバーワークでも、生活習慣が乱れていても大丈夫だろう」という考え方はやめました。

きちんと眠り、無理に健康的なものでなくても食べたいものを食べ、とにかく自分にかかるストレスを極力減らす方向で暮らしました。

以下、4回の移植(全体で見ると6〜9回目)と、毎日の状態の変化をメモしていたものをそのまま公開します。
読みにくいと思うんですが、回復が一筋縄では行かなかったので、リアルな感じを優先しました。

長い文章ですし、非常に個人的な内容なので、お時間の許す方、そしてご興味のある方だけご覧ください。

★腸内フローラ移植6回目 爽快→生理に振り回される

3/10(土)

夜移植
当日は特に変化なし。

3/11(日)

気分爽快。適度な運動ができた。買い物も行けた。家の掃除もした。
個人的に運営しているサイトが少しトラブったが、諦めて翌日にまわすことにした。
幸せな気持ち
ちょっとしたことで笑う
でもちょっと疲れた
家の掃除で、手荒れが悪化
遅れていた生理はじまる。生理痛がはげしい。

3/12(月)

生理痛が激しい。昨日夜中下痢した。
過食傾向はあいかわらずあるため、悪循環。
ふらふらする。すぐに暑くなったり寒くなったりする。
気分も落ちる。眠気がすごく、仕事に差し障る。
お風呂はいらなくてはと思うだけでしんどい。贅沢な自分に嫌気差す。

★腸内フローラ移植7回目 移植後、調子が急に上向きになる

3/13(火)

身体を起こすのに困難を覚える。昨日夜中また下痢した。
いつも夜中起きるのに、なぜか夜中は目覚めなかった。
眠気、だるさ、空腹感、身体が重い、力が入らない、集中できない
胃は空腹感を訴えるが、腸は食べ物を求めてない感じ。生理痛でお腹痛いのもある。
頭痛。

・夜に移植
移植後わずかに排便あり

3/14(水)

頭痛が続いている。右こめかみあたり。
寝汗をかいたみたいで、寒気がする。風邪か?
寝るべきだが、移植のおかげかスッキリ目覚めて、メンタルも落ち着いている。
異常な空腹感もどういうわけか治まっている。
甘いお菓子は特にほしいと思わない。

午後には頭痛も治まり、メンタルフィジカルともに非常に良い状態。
買い物に行くと、野菜が安くて大量買い。
肉、魚も買った。
最近料理が面倒で、動物性蛋白質が不足していた。
栄養状態が悪いとうつっぽくなるが、うつっぽいとさらに料理が面倒になり、うつが悪化すると思う。
ここで調子に乗るとつかれるので、セーブして行動した。
とてもいい仕事ができた。

★腸内フローラ移植8回目 いい状態継続→些細なことで落ちる

3/15(木)

相変わらずいい状態。いつもより朝の目覚めがいい。
軽く片付けをし、仕事。適度な運動。
春の陽気が後押ししてくれる感じ。
冬季鬱の傾向があるが、春の訪れでそれが緩和された感じもある。

排便あり
細い黄褐色うんち普通量

・夜に移植

3/16(金)

6時前と7時過ぎに目が覚める。
昨夜寝たのが遅かったこともあり、二度寝。
雨のせいか、少し重だるい感じがある。鼻水も出ているので、風邪の引きかけの症状を引きずっているのかもしれない。
仕事は相変わらず順調にできる。
集中力もあがり、短期的・長期的両方の視野が持てる感じ。
生理が終わったところなので、お腹の調子もいい。
軽い運動、料理もする。
仕事上で急な変更があったが、比較的鷹揚にかまえることができた。

排便あり
茶褐色やや黒め、量多め、硬さ普通

夜、些細なことで少し考え事をしだしてしまい、そのままずるずると夜更かし。
夜が更けるごとに気分は落ち込んでしまい、甘いもの・ジャンキーなものをたくさん食べてしまった。(いつもの半分くらいだが)
遅くまで起きていてもろくなことがない。さっさと切り上げて寝るべきだと痛感。
午前4時頃就寝。

3/17(土)

9:30起床。最近はいつも8〜9時間寝るので、睡眠不足。
昨日の憂鬱や胸焼けはあまり残っていない。

土曜日だが仕事。
行きの電車では、なんだか考えるのが面倒になってきた。

この体験記を書くために、自分のほんの些細な変化も気にしすぎているのではないかと思う。
むしろ、人間としてこのくらいの感情の波はいたってノーマルである気がしてきた。
一週間前とくらべてごらんよ、自分。もうここからは、自分でコントロールできる領域。

しんどいことに、一種の心地よさ・ラクさを感じ始めてはいけない。しんどいときに頑張らなくてもよかったこと、優しくしてもらえたことが自分の足を引っ張る。
これは全国の心療内科系の先生や、過保護な両親に伝えたい。
患者にいつでも帰ってこられる道を作ってあげているのは、優しさではないときもある。

そんなことを考えながら、偉大ですてきな先生方と楽しく勉強会をしました。
もっとテキトーに生きよ。と思った。
しんどいときは理屈抜きにしてしんどいけど、それは「しんどいから悩み事を見つける」のであって、「悩み事があるからしんどい」のではない気がする。

勉強会

わたしのもともとの性格。
一人で仕事/静かに読書するのが好き。
きゃあきゃあ騒いだり、大勢の場所はきらい。
でも、さみしがりや。
短期的集中力はあるが、電池は切れやすい。
繊細さと男気の混じった性格。そこは変えたくない。

今回の移植では、わたしの性格のなかで、それがあるがゆえに生きづらいけど、わたしらしい部分は残してくれているらしい。
いくら楽になろうと、自分の「鋭利な感じ」「敏感な感じ」がなくなるのはいやだ。
だから、できるだけ自分にとっていい環境をつくりながら、多少乱されたくらいでは大幅に混乱しないようにすることがこれからの目標。

夜、またさみしさが。

★腸内フローラ移植9回目 移植菌液バランスを変更し、ヒット

3/18(日)

起きたときの気分は普通よりやや落ち。
排便あり 細くて灰色に近い便がたくさん
お母さんが家に来て、朝から食べ過ぎ。

・昼に移植
これまでの経過で感情の波がいまだ激しく、間隔が短くなっていることから、今回はバランスを変えたらしい。
ターゲットは相変わらずメンタル。

直後は気分が良くなり、打ち合わせは大きなケーキを食べながらこなす。
帰ってからも、心地よい疲労感とともに一杯飲む。
寝るのは遅くなった。
甘いものを食べたい衝動は、この時点ではかなりおさまっている。

3/19(月)

排便あり 3回位 やや軟便
仕事、運動、料理いずれも理想的な仕上がり。
やや仕事をしすぎたか。
気持ちは幸福に満ちあふれているというのではないが、落ち着いている。
夕食は遅くなったが、食べ過ぎることはなかった。
23:00頃就寝 早く寝ることが大切

3/20(火)

朝は布団でぐずぐず。
8:30頃に活動開始。
少し家の片付けをし、業務開始。
幸福感というよりは、凪のような気持ち。

3/21(水)〜26(火)

やけに冷静。淡々とこなす。
仕事の日もそうでないときも、感情の揺れがほとんどない。
嫌な気分にもなるが、気分が落ちるときはとても意識的に、コントロールしつつ落ちている。
論理的話し合いの結果、解決することも多くあり、そういうときは気分がいい。

次回は、今回の移植を通しての考察と、今の状態をお伝えします。

※あくまで移植を受けた個人の感想であり、効果効能を保証するものではございません。

▼続きを読む▼
移植してもらった腸内細菌を大切にするということ ー移植を終えてー【腸内フローラ移植体験談13】

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自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。 でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。 いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。 ご挨拶と自己紹介も併せてご覧ください。
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