1982年から続けてきた微生物の基礎研究や医療機関における臨床を経て、独自の腸内フローラ移植(便移植)方法を開発しました。微生物たちとの共存共栄には、無限の可能性があると信じています。
シンバイオシス研究所 -微生物との共存共栄-
上記の電話は腸内フローラ移植臨床研究会につながります
受付時間:10:00〜17:00(土日祝除く)

腸内フローラ移植(糞便微生物移植)の研究所は精密機器で満ちていた

製薬会社が薬を開発しているところや、病院の舞台裏を見ることってあまりないですよね。

というわけで、今回はシンバイオシス研究所の裏側をお見せします。
腸内フローラ移植のための移植菌液を作るのは、思いのほか複雑で高度な機械による、プロフェッショナルな仕事でした。(ずっとさっがして〜いた〜 byスガシカオ)

出てくるのは大学の所属研究所レベルの専門性の非常に高い機器たちですが、専門用語はほとんどなしでお送りしますので、ご安心ください。

さあ、いらっしゃいませ。

まことクリニック

腸内フローラ移植 秘密機器1 「風が出てくるやつ」

まず最初にご紹介するのがこちら。

風出てくるやつ

彼の名は「CLASSⅡ TYPE A2」です。(右上の文字読んだだけや)

ちょっと待ってくださいね。(カンペ見てます)
はい、「クリーンベンチ」という機械だそうです。
なんとなく、きれいな感じがしますね。

ちょっと寄ってみましょうか。

風出てくるやつ2

いろいろあります。
移植用のカテーテルとか。

この空間は、中から風がふぁぁぁぁっとほのかにそよいでいるそうです。

常に中から外に空気が流れることで、この中で作業するときにホコリとかが入らないようにするんだそうです。
よくできてる。
ここでiPhoneの保護シール貼りたい。

腸内フローラ移植 秘密機器2 「マイナス80度」

こちらに見えますのが、マイナス80度の超冷血女、パナソニックちゃんです。(それメーカー名や)

マイナス80度

健康なドナーから届けられた便をここで冷凍しています。
いいですか、便をここで冷凍しています。

もうアイスクリーム食べられへんわ。(毎日食べてます)

ちなみにこの子の名前は、「超低温冷凍庫」っていう、イメージしやすいシンプルなお名前です。

腸内フローラ移植 秘密機器3 「マイナス30度」

そしてこの子がマイナス30度の冷血女、パナソニックちゃんです。
名前かぶってますね。(だからそれ、メーカー名や)

マイナス80度の冷凍庫が「鉄の女・サッチャー」やとすると、この人は荒川静香さんぐらい。(その冷たさちゃうわ)

マイナス30度

ここでは、検査に使う検査試薬を保存しています。
患者様だけではなく、ドナーも検査を行います。

当研究所のドナーバンクに在籍するドナーの方は、感染症や一般的な生活習慣病にかかっていないかはもちろん、理想的な腸内フローラを持っているか、それを維持しているかを定期的に徹底的な検査を受けます。

文字通り、お腹の中まで丸裸です。(キャー)

移植の安全性と効果を高めるため、ドナーの検査には時間・手間・お金を惜しみません。
この工程に限らず、当研究所では「コスパ? なにそれ病気治るの?」の精神で、患者様第一にすべての工程に全力投球しています。

腸内フローラ移植 秘密機器4 「普通の冷蔵庫」

こちらは、普通の冷蔵庫さんです。
彼女もややSっ気のあるクールな方なのですが、上記冷凍庫さん二名のあとに登場すると、マザーテレサぐらいの暖かさに包まれたような錯覚に陥ります。

普通の冷蔵庫

ここでは、精製した菌液を保存しておいたり、検便キットとか、その他にもなんやかんや入っていますね。。。
たぶん、冷蔵する必要のある何かなんやと思うんですが、また聞いておきますね。

一番下にあるのが「お水」と呼ばれている魔法の液体でして(一般名詞!!)、これは菌液を作る際にも使う特殊な加工を施した水です。
これ飲むとお肌がきれいになります、とか便秘が改善します、とか言うと法律に引っかかりそうなので、飲んで実感してみてください。

え、飲みたいですか?
腸内フローラ移植臨床研究会でお水だけでも買えるみたいなので、よかったら。

腸内フローラ移植 秘密機器5 「三種の神器」

こちらは、DNAやRNAを解析するための3兄弟です。
あれですね、ゆうたら「だんご3兄弟」みたいな感じですね。(ちゃうわ)

研究所の検査では何がわかるの?
他の検査とどう違うの?
というご質問も多いので、こちらの三兄弟の紹介後に少しその話もします。

三種の神器

ちなみにわたし、RNAというやつをこないだ初めて知ったのですが、DNAの情報をコピーして別の場所に届けてくれる方だそうです。
敵の能力をコピーできる忍者的な感じですかね。敵ちゃうけど。

では、一人ずつ見ていきましょう。

まず三男坊のご紹介。

三種の神器3

PCRです。
ワレワレは、PCRダ。(紹介雑か)

彼は、便から(皮膚でも髪の毛でもいいんですが)DNA、RNA情報を抽出する役目を果たしてくれます。

隣行ってみましょうか。

三種の神器2

コンパクトな彼は、「電気泳動装置」と言います。
わかる人にはわかるんやと思います。(お前がわかれ、というもっともなツッコミありがとうございます。勉強中ですので、少々お待ちを)

次男坊の彼は、弟のPCRが抽出したものに不純物が混じっていないか、DNAを解析したいときには本当にDNAしか入っていないかを確認してくれます。

そしてやっぱりすごい長男。

三種の神器1

はい、これはまだ初期の頃のタイムマシンで、ここに生きたい年と場所を入力すると……

ではなく、スーパー最新の「DNA解析装置」でございます。
値段のこと言うのもあれですが、家一軒は余裕で建ちます。

どんだけ優秀やねん、この子は。。。
わたしの二億倍くらいは賢いのでしょう。

彼にかかると、腸内細菌はいちばん細かい種類までわかってしまいます。
ざっくり「乳酸菌」と呼ばれているものも、実はめちゃめちゃ細かく分かれているんですね。

例えば「乳酸菌」=「日本人」やとしましょう。
このDNA解析装置にかかると、
「エンテロコッカス・フェカリス・EC-12株(乳酸菌EC-12株)」=「日本人、大阪府在住、田中家、田中千尋」までバレてしまいます。

彼らは、三人でひとつとなることで、DNAやRNAをぱっしーんと解析してくれます。

この精度の高い解析のおかげで、移植用菌液のブレンドをする際の微妙な加減がわかるんですね。
三兄弟もすごいし、清水所長もすごい。
もうみんな、すごすぎ。

腸内フローラ移植 秘密機器6 「超純粋な超純水をつくる」

そして最後は、少年時代に淡い恋心を抱いた、透き通った素肌の夏の少女。
あの純粋な気持ちをもう一度。。。

そう、純水です。

DNAの解析には、めちゃめちゃきれいな水がいるそうです。
それはそれはもう、ミネラルウォーターとかでは全然ダメだそうです。

そのきれいなきれいな、超純水を作ってくれるが、こちら。

純水

夏のプールを彷彿とさせるフォルムが特徴的です。

DNA解析のサブ的な役割であるにもかかわらず、このフォルムのおかげでラボスペースの大半を占めております。

以上、腸内フローラ移植に必要な装置の数々を紹介しました。
どれも高度な技術を必要とする(たいへん高価な)装置たちです。

彼らのおかげで、患者様の健康が守られるのだと思うと、足を向けて寝られません。

大感謝!

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自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。 でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。 いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。 ご挨拶と自己紹介も併せてご覧ください。
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