腸内フローラ移植(便移植)の研究開発機関です。腸内フローラ移植臨床研究会の専属研究機関として、全国の医療機関と連携しています。
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潰瘍性大腸炎 51歳男性【腸内フローラ移植症例紹介】

日本では数年前に臨床治験が始まったばかりの「腸内フローラ移植(糞便微生物移植)」は、大学病院などで疾病、人数を限定して行われています。

当研究所では、35年以上前から続けてきた細菌の基礎研究をもとに、数年前から民間のクリニックとして腸内フローラ移植の臨床研究を行ってまいりました。
疾病を限定せずに行ってきたこと、腸内フローラ移植ができる民間で唯一のクリニックを運営していたこともあり、臨床例は国内最大です。

とはいえ、まだまだ保険診療として認められるほどの症例数には至っておりません。

今日は、患者様の数少ない症例のうち、潰瘍性大腸炎の症例をご紹介します。
移植前のフローラバランスも、移植回数などもあくまで「個人差」が大きいことをご理解いただいた上、ご参考になさってください。

患者様情報【潰瘍性大腸炎 51歳男性】

12年前より下血がはじまり、近医にて潰瘍性大腸炎と診断。
ステロイドを含めた標準治療や漢方薬による治療を開始したが、排便回数や出血、腹痛の症状は一進一退を繰り返されてきました。

当研究所クリニック来院時は、症状が落ち着いておられた頃です。
潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患は、症状に波があるのが特徴と言われます。

排便回数は日に4〜5回の軟便、出血はなしの状態で移植を開始しました。

移植情報

2週間のあいだに、3回の移植を行いました。

結果は、12年ぶりにバナナ状の良好な便が出て、排便回数が日に2〜3回になりました。
移植から1年後の現在も良好な状態が続いているため、長期寛解と判断しました。

投薬量などの総合的な管理は、引き続き近医主治医のご判断をお願いしております。

この患者様の移植前後の腸内フローラバランスは、以下のように変化しています。

潰瘍性大腸炎

移植のポイント

  • 抗酸化力を保持した独自の移植菌液
  • ステロイドを含む標準治療との併用
  • 日和見菌の善玉化

それぞれの菌がどのような働きをしてくれているのかについては、「書籍『うんちのクソヂカラ』清水真 著」で詳しく解説しておりますので、よろしければこちらもご覧ください。
他の症例も多数掲載しています。

腸内フローラ移植

移植ができる医療機関

この数年間は小さなクリニックで腸内フローラ移植臨床研究を続けてまいりましたが、このたび「一般財団法人 腸内フローラ移植臨床研究会」を発足しました。

これまでの研究に賛同してくださる臨床医と連携しながら、さらに多くの皆さまの健康づくりにお役立ちさせていただく体制を整えることができました。
これからは研究機関として、腸内フローラ移植菌液の研究開発をさらにすすめてまいります。

◆ただいま募集中◆
【研究参加者募集(15名)】潰瘍性大腸炎に対する腸内フローラ移植の有用性・菌液の生着率比較調査

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自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。 でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。 いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。 ご挨拶と自己紹介も併せてご覧ください。
腸内フローラ移植(便微生物移植)を知っていますか?
わたしたちの腸に暮らす腸内細菌たちと健康との関連が、世界中で次々に明らかになってきています。 「すべての病気は腸から始まる」と言われるように、腸内環境が崩れると病気を引き起こすことが知られています。
健康な人の腸内フローラを移植することで、ふたたび健康を取り戻そうという治療法に期待が高まっています。
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