1982年から続けてきた微生物の基礎研究や医療機関における臨床を経て、独自の腸内フローラ移植(便移植)方法を開発しました。微生物たちとの共存共栄には、無限の可能性があると信じています。
シンバイオシス研究所 -微生物との共存共栄-
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うつ病 30代女性【腸内フローラ移植症例紹介】

日本では数年前に臨床治験が始まったばかりの「腸内フローラ移植(糞便微生物移植)」は、大学病院などで対象疾病、人数を限定して行われています。

当研究所では、35年以上前から続けてきた細菌の基礎研究をもとに、数年前から民間のクリニックとして腸内フローラ移植の臨床研究を行ってまいりました。
疾病を限定せずに行ってきたこと、腸内フローラ移植ができる民間で唯一のクリニックを運営していたこともあり、臨床例は国内最大です。

とはいえ、まだまだ保険診療として認められるほどの症例数には至っておりません。

今日は、患者様の数少ない症例のうち、うつ病の症例をご紹介します。
移植前のフローラバランスも、移植回数などもあくまで「個人差」が大きいことをご理解いただいた上、ご参考になさってください。

患者様情報【うつ病 30代女性】

来院から4年前に近医にてうつ病と診断。
不眠、めまい、偏頭痛、吐き気、耳鳴り、便秘などの症状に加え、過去には自傷行為の経験もおありでした。

現在も近医にて通院加療中です。

移植情報

2泊3日の短期間で計6回の腸内フローラ移植を行いました。

最終日、顔色の改善、口角の上昇を認めました。
ご本人の実感としては、手足の冷感がなくなり、視界が明るく感じられたとのこと。

引き続き、主治医のご高察をお願いしております。

※現在、入院施設を完備している提携医療機関はございませんので、宿泊の場合は近隣の宿泊施設をご利用ください。

この患者様の移植前後の腸内フローラバランスは、以下のように変化しています。

うつ病腸内フローラ

移植のポイント

うつ症状にはさまざまな原因があるので一概には言えない部分がありますが、うつ症状を訴える患者様は、脳内でセトロニンという神経伝達物質の分泌が少なくなっている場合が多くあります。
そのため、抗うつ薬と呼ばれる薬は、セロトニンなどの神経伝達物質を神経細胞間にとどまらせ、脳の活動を活発化させることで症状の改善を目指しています。

この別名「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンは、実はその90%以上が腸内にあります。
残りの10%のうち8%が血中、脳内にあるのはわずか2%です。

血中のセロトニンは主に止血作用の働きをしますが、これが脳内で不足しているセロトニンの代わりになることはできません。

一方で、腸と脳は1億本もの神経ネットーワークで相互通信しています。(脳腸相関)
腸内でセロトニンの分泌を促してやることによって、脳内のセロトニンを間接的に肩代わりすることが可能であると考えられます。

腸内のセロトニン分泌を促すのも、実は腸内フローラのバランスを整えることが大事だということがわかってきています。

それぞれの菌がどのような働きをしてくれているのかについては、「書籍『うんちのクソヂカラ』清水真 著」で詳しく解説しておりますので、よろしければこちらもご覧ください。
他の症例も多数掲載しています。

腸内フローラ移植

筆者自身のうつ症状、腸内フローラ移植体験記も、よろしければあわせてご覧ください。
ご挨拶と自己紹介【うつ体験談1】

移植ができる医療機関

この数年間は小さなクリニックで腸内フローラ移植臨床研究を続けてまいりましたが、このたび「一般財団法人 腸内フローラ移植臨床研究会」を発足しました。

これまでの研究に賛同してくださる臨床医と連携しながら、さらに多くの皆さまの健康づくりにお役立ちさせていただく体制を整えることができました。
これからは研究機関として、腸内フローラ移植菌液の研究開発をさらにすすめてまいります。

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当研究所への移植相談はこちら
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自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。 でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。 いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。 ご挨拶と自己紹介も併せてご覧ください。
腸内フローラ移植(便微生物移植)を知っていますか?
わたしたちの腸に暮らす腸内細菌たちと健康との関連が、世界中で次々に明らかになってきています。 「すべての病気は腸から始まる」と言われるように、腸内環境が崩れると病気を引き起こすことが知られています。
健康な人の腸内フローラを移植することで、ふたたび健康を取り戻そうという治療法に期待が高まっています。
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