1982年から続けてきた微生物の基礎研究や医療機関における臨床を経て、独自の腸内フローラ移植(便移植)方法を開発しました。微生物たちとの共存共栄には、無限の可能性があると信じています。
シンバイオシス研究所 -微生物との共存共栄-
10:00〜17:00(土日祝除く)

病は気からっていうのは、もっと重要視されてもいいと思う話

病は気から

人の肉体と精神はつながっているんだ、という感覚は、多くの人が持ったことのある感覚ではないでしょうか。

もうすぐ面接始まるってときに限って下痢したり、生理前にめちゃくちゃイライラしたり。

わたしなんて、排卵期から生理始まるまでずっとイライラしてるわ。
小さなメモ用紙を力の限り「ぐっちゃ!!!!」と握りつぶしたりしてる。(かわいらしいイライラでしょ)

西洋医学が発達して、「この病気のこの部分!」みたいな医療が主流になって、それはそれでものすごく功績をあげているのだけれど、それゆえに「人間を全体で見る」という視点が少しおろそかになっていたのかな、という気がします。

原因は患部そのものではなく、その人の心身のバランスや体質、職場や家庭環境の変化にあるかもしれない、という視点。

今日は、心の持ちようが病気にどう関係しているかという話をメインにしていくつもりなんですが、その話にうまいこと持っていくためにいくつか段階を挟みますね。
いつも前置きが長くて、ほんとにすみませんね。
お急ぎの場合は、ここから25cmぐらい下に一気にスクロールしてください。

留学のときとかも、「結論を先に言いなさい」と散々言われました。
そんな、最初にネタバラシするみたいなこと、もったいなくてできへんわ。

話の流れがあるからこそ、結論が生きてくるわけやし。
わたし日本人やし、そんな欧米ルール押し付けられても困るし。(なんで留学してん)

嘘も方便と、優しい嘘

嘘

まず、「嘘」の話をします。
嘘というのは悪く見られがちですが、嘘にもいろいろあります。

相手を傷つけないための嘘やったり、嘘で相手を救うことさえある。
それが心の持ちようとつながるんですが、その前にジムをやめた話をしますね。

前回の記事「脂質異常・高血圧に対する腸内細菌のアプローチ3つ」で、ジムをそろそろやめよかな、みたいな話をしました。

混んでるし、なかなか行かれへんし、食欲の秋やし、って。
そしたらなんかほんまに「やめてもうたれ!」って気分になってきて、翌日やめました。

ちひろ「すいませ〜ん。辞めたいんですけど」

イケメンインストラクター「どうしました? あんまり来れなくなっちゃった感じですか?」

ちひろ「えっ、てゆうか、引っ越すんです」

インストラクター「そうなんですか〜。ちなみに、どちらに?」

ちひろ「兵庫県なんです」

インストラクター「兵庫県なら、三宮とか住吉に移籍という形もできますが……」

ちひろ「でも阪急なんで、ちょっと遠いんです」

インストラクター「そうですか〜。残念ですね。では一旦、解約のお手続き取らせていただきますね」

ちひろ「すいません」

ほんで署名して、2分ぐらいで手続き終わった。
ちなみに、引っ越す予定はまっっっったくないです。
とっさに出てきた嘘。

なんでこんな嘘をついたのかというと、「相手のため」なんですね。

だって、「もう運動ダルくなって」とか「ジムおもんない」とか言ったら、お兄さんかわいそうじゃないですか。
彼は少なくとも運動がそれなりに好きでインストラクターなってるはずやし、そんな彼がこよなく愛する運動を否定するようなことなんてできない。

こういう嘘って、いろんな場面で出てきますよね。特に大人になればなるほど。

新しい髪型ぜんぜん似合ってへんやん、ってときとか、
作ってくれた手作りのお菓子が激マズやったわ、ってときとか、

あとは余命の告知のときとか。(突然話がヘビーになりましたが)

相手のためを思ってつく嘘は、それはもう真実になると思うんです。この話は下のほうでもうちょっと詳しく話します。

ちなみに、ジムを辞める理由はいろいろ考えてたんです。
「仕事が忙しくなった」とか、「もう目標は達成した」とか、「会費高い」とか。

でも、そのジム24時間営業やから仕事終わりが何時であってもいけるし、目標は達成してないし、会費のこととか言いづらすぎるし。

お兄さんの切り返しを予測すると、「引っ越すんです」が一番引き止められにくいかなって思った。
ぜんぜん相手のこと考えてないですね。
思いっきり自己中な嘘やったわ。

ほんならジムのくだり全然いらんかったやんって思った方、ほんまですね。
例え話ヘタですみません。

次からやっと本題です。

想像は現実になる

イマジネーション

想像をしていると、それが現実になったという経験をしたことはないでしょうか。

次の陸上大会で彼女に優勝を捧げようという想像をして走ると、いつもより早く走れたとか、
面接がうまくいく想像をしてたら、今まで100%噛んでしまってた志望動機を噛まずに言えたとか、(御社が第一希望です、御社が第一希望です)
「今日の晩ごはんは、ぜったいに高野豆腐の炊いたんがいいわ!」と思って帰ったら、ほんまにそうやったり。(えらいピンポイントやな。ほんで好み年配やな)

逆に、
「あー、もうぜったい走ってたらコケるわ」って思ってたらほんまにコケたり、
「噛まんようにせな、噛まんようにせな、」って思ってたら、狙い通り噛んだり、
晩ごはんがカレーライスやったり。(高野豆腐の口になってんのに)

そういう、一見して「不思議なこと」ってわりと起こるんです。

例えばジムの話に戻りますけど、ブログで「ジムやめよかな」とか書いたから、ほんまにそうなったんやとわたしは思ってます。

ほら、あのJ.D.サリンジャーもそうです。
彼の場合、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』で主人公のホールデンくんに「将来は森の小屋に住んで、世間とは関わりあいを持たない」と語らせます。
そして晩年、著者のサリンジャーのほうがそのホールデンくんの発言に影響を受けて、本当に小屋に引っ込んでしまいます。

言葉にしたり、思い込んだりするのって、いい意味でも悪い意味でも想像以上にパワーを持っているんです。

病気に関しても、ある程度は同じことが言えると思うんです。

「いま、これをすることでわたしの身体はよくなっているんだ」
「この瞬間、僕の細胞たちは頑張ってどんどん修復をしてくれているんだ」と想像すると、必ず身体にいい反応が起こっています。

思いっきりいい想像してあげると、それが身体にとってエールになります。

幸運にして今病気にかかっていなくても、心身は日々ストレスを受けて、細胞のエラー(がん化と仮に呼びます)は起こっています。
思いっきり笑ったり、おいしいものを食べたり、愛する人と手をつないだりすることで、この「がん化」が修復され、健康状態が維持されます。

自分の身体にストレスがかかっているなと思ったら、小さなことでいいので意識して幸せを感じてみてください。
「お茶、あったかぁ〜〜〜〜〜〜^^」とか。(完全におばあちゃん)

知る権利と知らないでいる権利

知る権利

お待たせしました。
ここで、「想像が現実になる」話と「優しい嘘」がつながってきます。

いくら想像が肉体にいい影響を及ぼすと言っても、人間というのは弱い生き物です。
自分が不治の病に罹っていると知ってしまうと、ガクッと気落ちしてしまうことがあります。
つまり、「ああ、自分は病気なんだ」と意識してしまうということです。

例えばガンを例にとって話をすると、自分の中にガンがいるんだと思うだけで、進行と後退のスイッチの両方が入ることになります。
いわば、戦闘状態が自分の中に生まれるわけです。

一方で、自分の中にガンがいるなんて知らないまま(あるいはうまく忘れたまま)、毎日笑って幸せを感じて過ごしていたら、いつの間にかガンが消えていることもあるんです。
知らなければ、後退しかスイッチが入らないのです。

わたしはなにも、「ガン告知をするべきではない」とか、早期発見を否定するつもりは一切ありません。
患者さんにも知る権利があるし、早期発見で肉体的に対処できるアプローチも広がります。

でも、自分にガンがあると知ると、どこかでほんのすこしだけ、自分が死ぬ準備を始めてしまいませんか?
今の医療では、ガンを早期に発見しても、治る確率はまだまだ高くはありません。
早く発見する技術と、それを治す技術のあいだに、ギャップがあるんです。

そんなときに、家族は本人に嘘をつくかもしれない。

「前より数値よくなってたよ」
「今日は顔色いいよ」
「来年の今ごろは、一緒に紅葉見に行こうね」

とても罪悪感を感じながら、なにもかも打ち明けたい思いをこらえて、言うかもしれない。
もしかしたら、それは現実にはならないのかもしれない。

でも、そういう優しい嘘は、大切に思う誰かを間違いなく救っていると思うのです。

なんか、ガラにもなくしんみりしてきちゃったので、終わります。

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自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。 でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。 いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。 ご挨拶と自己紹介も併せてご覧ください。
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