偉大な発明はリサーチの先にはない。【シンバイオシス理念紹介】

どうでも良い記事やけど、その記事があることによって会社の思いとか空気感が伝わって、さらには「あ、こういうのに時間かける余裕もあるええ会社やねんな」っていう印象も持ってもらえる類の記事ってあるじゃないですか。

日々の「これは絶対はよせなあかん!」という系の業務に押しつぶされないように、たとえ社長命令であったとしても業務を断ってくだらない記事を書くという勇気を持った社員を、会社はもっと大事にせなあかん。(なんかあったんやな)

その手始めとして昨年末にはじめた「ほめるブログ」シリーズ。(毎日笑って、感謝して、愛し愛され、この上なく幸せで居続ける[ほめるブログ1]

切ないくらい反響がなくて、スベったことすら気づかないレベルに終わったんですが、非凡な才能っていうのは理解されるまでに時間がかかるものなので、ネタ帳に構想をふくらませています。

ほんまは今日書きたかったんですが、急ぎの業務を断った手前(誤解のないように、5つほど連続で急ぎの仕事して、6つめを断っただけやから)、
またscottieのような凡人には理解できないブログを書くと、社内評が悪くなるかもなと思いまして。

それで、現実的な妥協案として、今までちゃんと紹介できてなかったシンバイオシスの理念をご紹介しようかと思った次第です。(なにを弱気なこと言ってるんや!! scottie意思を貫け!!)

企業理念・ビジョン・行動指針の違いと、それらをつくるまで

シンバイオシスの理念をつくるにあたり、「企業理念」「ビジョン」「行動指針」の違いを入念に調べました。
わたしが理解した範囲でですが、ざっくり書いておきます。

それにしても、世の中にはものすごくたくさんのコンサルタント会社があるんですねえ。
いろんな企業の理念を眺めるのも楽しかったです。

企業理念とは

企業の存在意義。
その企業が「何のために」活動していて、「どのような考え方で」社会に貢献するのか。
企業の根本的な価値観・アイデンティティとも言え、時代を経ても変わらないもの。

ビジョンとは

理念を軸にしながら、事業を通して達成したい目標。
5年先、10年先、30年先などある程度の期間を定め、時代背景によって変化させながら組織として目指すゴールを定めている。

行動指針とは

理念やビジョンを実現していくための、具体的な心がけや行動を示すもの。
社風を形作るものでもある。
これが従業員に浸透していると、社員たちが一丸となって目標を追いかけやすい。

また、従業員が判断に迷ったときなどに、北極星となって導いてくれることもある。

なぜ理念やビジョンが必要なのか

実は、シンバイオシスにはこれまで明文化した理念やビジョン、行動指針がありませんでした。
理由は人数が少なかったのと、「魂でつながってるから大丈夫」的なよくわからんマインドがあったから。

逆にわかりづらい攻撃

ただ、昨年仲間が増えて、今年はもっと仲間を増やしていきたいと考えているわたしたちにとって、言葉としての価値観の表現の重要性が増してきました。

そういうわけで、今いるメンバーたちから自分の心にあるキーワードをたくさん募り、それを言葉にしました。

今日紹介する企業理念が1つ、後日紹介するビジョンが2つ、行動指針が11あります。

みなさんには直接的なメリットはないけれど、シンバイオシスが日頃何を軸に仕事に向き合っているのか、お伝えできたらうれしいです。

シンバイオシス企業理念

偉大な発明はリサーチの先にはない。発想の先にある。

これ、外部の方には賛否両論なんですが、シンバイオシスとしてはめちゃめちゃしっくり来ています。

たぶん、否定される方にはリサーチを軽視されたように聞こえてしまったのかもしれません。
誤解を解きたいと思うので、もうちょっと詳しく書きます。

例えば、わたしがカレーライスが嫌いやったとします。理由は辛いから。あと、色がウンコっぽいから。
でもカレーって、簡単やし、栄養バランスもいいし、コスパもいいし、腹も満たされるから、お母さんとしては食べさせたいですよね。

そこで、お母さんはあらゆるスーパーに行って、探します。
辛くなくて、色もウンコっぽくないカレールウを。
探して探して、ようやく見つけたそのカレールウは、なんと1箱8,000円。
どうしよう。
でもコスパがさすがに悪すぎる。
そこでお母さんは、目的に合うカレールウを探す旅に出て、家ではお腹を空かせた子供たちが毎日ピザを頼んでいました。

でもそんなある日、お母さんに発想の神様が降りてきます。

ゾウの神様

なあなあ自分、いま子供ら毎日ピザ食べてんで。栄養バランスもコスパも悪いで。

お母さん

でも、ちひろが食べられるカレールウを見つけないと、あの子のためだけに毎日ブリの照り焼きとか、エビグラタンとか、揚げ出し豆腐を作るのは面倒だわ。

ゾウの神様

自分、毎日カレーにしよ、思てたんか?

お母さん

カレーは簡単で、栄養バランスも良くて、コスパも良くてお腹も満たされるから。

ゾウの神様

でもな、考えてみ。自分がそのために旅に出てしまったら、子供らも寂しいで。ピザって日本では高いし。

お母さん

じゃあどうしろっていうんですか?

ゾウの神様

そう怒りな。簡単で、栄養バランスもいい。コスパも良ければお腹もいっぱいになる。しかも、カレーはほとんどの人間が好きや。
家庭で何回も作りたくなるのも当然やな。
それにも関わらず、自分はちひろのことを責めへん。
これはエラいことやで。
だからな、ちょっと発想を変えてみたらええねん。

お母さん

つまり? それが辛くなくて、色がウンコっぽくないカレールウっていう、最適にして唯一の解だったんですけど。

ゾウの神様

惜しいなあ。
例えば、ほぼカレーと一緒の材料と作り方やねんけど、カレーとは違う料理ってない?

お母さん

クリームシチューとか、肉じゃが?

ゾウの神様

自分めちゃめちゃ冴えてるな!!
それやったら、最後に味付け変えるだけでいいし、何ならほかの家族もクリームシチューとか肉じゃがの日があってもええんちゃうん。

お母さん

確かにそうかも!
それに、簡単で栄養バランスもよくて、安くてお腹がいっぱいになる料理ってほかにもありそう。
お鍋とか、オムレツとか!

ゾウの神様

その調子や!
あんみつと、羊羹もええと思うで。

というわけで、水野敬也先生の『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』は好評発売中です。(影響受けすぎやろ)

がんばって伝えたつもりやねんけど、この理念に込められた思い、伝わったでしょうか。
リサーチもめっちゃ大事やねんけど、ちょっと離れたところから自分の頭で考えてみると、ハッとひらめくことがある。

必死で探している文献や先人の知恵の中に答えそのものはなくて、それらをヒントにして「自分が発見したい、成し遂げたいものの性質」をしっかり見つめると、思いも寄らない糸口がつかめることもある。

そういうことを、わたしたちは大事にしていきたいなと思っています。

共感して一緒に働きたいと思ってくださる方、仲間を募集しています。(採用情報|目に見えない世界を研究する | シンバイオシス研究所

次回はビジョンの紹介をします。

この記事を書いた人

ちひろ
ちひろ研究員・広報(菌作家)
自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。
でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。
目に見えないものたちの力を感じる日々です。
いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。
個人ブログ→千のえんぴつ
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《特許出願中》
腸内フローラ移植

腸内フローラを整える有効な方法として「腸内フローラ移植(便移植、FMT)」が注目されています。
シンバイオシス研究所では、独自の移植菌液を開発し、移植の奏効率を高めることを目指しています。(特許出願中)