1982年から続けてきた微生物の基礎研究や医療機関における臨床を経て、独自の腸内フローラ移植(便移植)方法を開発しました。微生物たちとの共存共栄には、無限の可能性があると信じています。
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栄養学は退化している?美味しい野菜・果物と、近頃の不妊症は関係があるのかもしれない

野菜

「イマドキの若者は〜」というのは、ある一定の年齢を超えると、自分より下の年齢の人間に対して避けがたく持ってしまう感情かもしれません。

先日、知り合いが小学生2人組とすれ違ったとき、「イマドキの若いもんは〜」って言ってたらしい。
もうそんなん、幼稚園児しか対象にならへんやん。

27歳のわたしは、「棺桶に片足突っ込んでる」とでも思われているのだろうか。
イマドキの子どもって、こわい。

というわけで、今日は「イマドキの野菜・果物」の話をします。

わたしは果物がとにかく好きなんですが、中でもいちごが好物です。
厳密に言うと、スイカが一番でいちごが二番。
あ、でもさくらんぼも好きやし、梨も好き。
選ばれへん……(興味ないわ)

先日、ブログの最後にぼそっと「いちご狩りに行きたい」とつぶやいたところ、それを見た患者様がいちごを持ってきてくださいました。
感動。感謝感激雨あられ。
前の記事に書いたみたいに、このおかげでわたしの病気の芽はことごとく摘まれた。

ご自宅の近くにいちご農家がたくさんあるらしく、朝摘みたての完熟いちごでした。

いちご

甘すぎることなく、みずみずしくて暖かい、太陽のようないちごでした。
どうもありがとうございます。

ちなみに余談ですが(このブログ余談ばっかり)、「いちごにはシャンパンやろ」と思い、白ワインに炭酸水を混ぜて「えせ」シャンパンを作ったところ、白ワインの味も薄まり、炭酸も薄まり、残念な感じになりました。

とにかく甘いいちごが賞賛されるイマドキ

スーパーの野菜

季節がら、スーパーや百貨店でもいちごが並んでいますが、価格にものすごく幅があります。
わたしはだいたい一番安いやつしか買わないんですが、高いものをたまに食べると、とにかく甘い。

1パックくらい余裕なはずやのに、高いいちごは3粒くらいでもう食べられへんようになる。(単に貧乏性で、「ヒイ、これで300円食べた」とか思いながら食べるから、食欲失せるんかもしれん)

あとは、異様に形の揃ったいちごとか、やたらと大きいやつとか、「これ箱代やろ」みたいないちごも高いですよね。
色が白くて、見た感じめちゃくちゃまずそうないちごも高くて、果物のサーカス感がすごい。

これ、いちごだけに限った話ではなくて、スーパーでもてはやされる野菜や果物って、なんか不思議なものが多い。

可愛らしい名前のついた、ただただ甘いミニトマト。

苦くないピーマン。

遥か遠くのフィリピン出身のはずやのに、ちょうどいい黄色さのバナナ。(買ったらわずか数日で黒くなるのに)

理想的な子どもを効率良く大量生産できる技術(雄性不稔F1種)

ディストピア

子どもを持つ方に質問なんですが、自分の子どもにはどう育ってほしいですか?

  • 顔がかわいい子がいい
  • あまり手のかからない子がいい
  • 成績優秀であってほしい
  • できればスポーツもできてほしい
  • あらゆる病気は一切しないでほしい
  • あまり口答えしないでほしい
  • 公務員になるか、三菱商事に入ってほしい

こういうことって、思うんでしょうか?
まして、こういう子になるための遺伝子がほしいから、結婚相手を慎重に選ぶとか、しますか?

もしかしたら、するお家もあるんかもしれん。
世襲制の特殊なお仕事の家とか。なんか、わからんけど。

でも多くの親御さんは、「健康で幸せに暮らしてくれたらそれでいい」と目尻を下げておっしゃるでしょう。

一方でわたしたちは、自分たちにとって都合のいい作物を収穫するため、植物に対して都合のいい受粉のさせかたをしてきました。

例えば、お母さんにしたい植物の遺伝子が以下のような特徴を持っているとします。

  • 病気に強い
  • 収穫量が多い
  • 美味しい

そして、お父さんにしたい植物の遺伝子が以下のような特徴を持っているとします。

  • 収穫した果実が長期の輸送に耐える
  • 見た目がきれい
  • たくさん育てたときに大きさや収穫時期が揃う

これらの遺伝子をうまくマッチングさせて、両親のいいとこ取りをしたエリート野菜を「F1」と呼びます。
これが倫理的にいいかどうかは横に置いておいて、わたしたち人間はこのようにして都合のいい作物を育ててきたんですね。

この「F1」という概念自体はそれほど悪いものだとされないことも多いのですが、エリートを大量生産しようとして行われる「雄性不稔」に問題があるんです。

これ、人間の例で言いますと、こんな感じになります。

「私は既婚者子なし。そろそろ子どもがほしい年頃。
夫のことは好きだけれど、正直言って彼は頭もあまりよくないし、病気がち。
私は丈夫な体をしているし、頭脳に関しては正直自信がある。
あとは顔が良くて、運動神経が良い精子があればなぁ」

と妻が思っていると。

そして妻はある日、事故を装って夫を去勢します。(絶対痛いと思う。想像上の話とは言え、ほんまにごめんなさい。)
セックスはできないけれど、子どもはほしい。

そういうわけで、この夫婦はめでたく精子バンクから理想的な条件の精子を手に入れ、エリートの子どもに恵まれたのでした。

どう?(世にも恐ろしいわ)

人間の例で話すとあまりにも非現実的に聞こえるかもしれませんが、みなさんがスーパーで見かけるほとんどの野菜が、この方法で作られています。

これが、「雄性不稔F1種」ということ。

理想的な交配のさせかたを実現しようとしても、雄しべと雌しべのある植物は放っておくと勝手に自家受粉してしまう。
だから、もともと雄しべを作れない植物にしておけばいいじゃない! ってわけです。

不妊症の植物と言ってもいいでしょう。

栄養学は退化しているのかもしれない

退化

通常の進化の過程・法則を考えれば、こんな生殖に不利な植物は消えてゆくはずです。
けれど、人間にとって都合がいいので、人間によって「保護」されているわけです。

この問題がやっかいなのは、「誰が悪い」ということが一概には言いにくいからです。

ほんの半世紀前の野菜は、もっと青臭いものばかりだったそうです。
トマトだって、にんじんだって、青臭くて土臭かった。
ひとことで言うと、美味しくなかったわけです。

そりゃ、子どもは野菜を嫌うのも当然でしょう。

形もばらばらですし(どうやって値段つけてたんやろう)、虫食いの穴なんてあるのが普通やったと思います。

収穫も安定しないし、長持ちもしない。
病気になってしまったら、商売上がったり。

これらの問題をすべて解決する、生産者にとっても消費者にとっても、理想的な方法。
それが「雄性不稔F1種」というわけです。

でもこれ、最近異常に増えている人間の不妊にも関係しているのではないかと思います。

自炊をして健康に気を遣っているつもりでも、添加物を気にして食品を買っているつもりでも、栄養バランスを考えて献立を決めているつもりでも、なんだか努力が報われないような気がしてきます。

人類としての栄養学の知見は積み重なれど、肝心の栄養が食べ物から取れないなんてことになれば、栄養学は退化していると言わざるを得ないかもしれません。

そういうわけで、さきほどイズミヤで白ワイン2本、マシュマロ4袋、あたりめ、乳ボーロ、アイス6個を買ってきました。(グレ方が自暴自棄やわ)

ちゃんと、ししゃもと鶏肉と納豆も買ったから!
野菜は、昨日八百屋さんで買ったから!!!(声が大きい)

魚だって水銀問題とかあるし、ある程度「現代に生まれた不運」くらいに思って許容しないと、やってられませんよね。
その代わりに、飢えることはほとんどないわけやし。

昔の人の腸内フローラはわかりませんが、現代人の腸内フローラはきっと昔に比べて大きく変化しているんでしょう。

資本主義の世の中では効率がどうしても優先されるので、いくら気を付けても「食の安全危機」問題はついて回ります。
あれもあかん、これもあかんとか言われたら、何も口にしなくても生きていける人になるしかないやん。(お釈迦さま)

当研究所の提携医療機関には、栄養のことに詳しい先生がたくさんおられますので、ご興味のある方は一度ご相談されてみては?
腸内フローラ移植までしなくても、今食べているものを変えるだけで、不調が改善するかもしれないですよ。

知るべきことは知った上で、いろいろな方法を組み合わせながら、なにごともほどほどに人生歩んでいけたらいいなあ。(ぼーっ)

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自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。 でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。 いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。 ご挨拶と自己紹介も併せてご覧ください。
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わたしたちの腸に暮らす腸内細菌たちと健康との関連が、世界中で次々に明らかになってきています。 「すべての病気は腸から始まる」と言われるように、腸内環境が崩れると病気を引き起こすことが知られています。
健康な人の腸内フローラを移植することで、ふたたび健康を取り戻そうという治療法に期待が高まっています。
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