管理職はなぜ給料が高いのか[ほめるブログ2]

ちひろです。

前にほめるブログって企画やったの、覚えてはります?
わたしは忘れていました。
今日は久しぶりに、その第2弾をやろうと思います。

みなさんの中に会社にお勤めの方がいらっしゃったら、会社にはたぶん「管理職」と呼ばれる方々がいらっしゃるのではないかと思います。

彼らのことを、どう思われますか?
そして自分がもしその立場なら、管理職という立場をどう思われますか?

往々にしてお給料の多い管理職ですが、完全な個人的所見から見ると、彼らの仕事をほんとうに全うしようと思ったら、もっと払わないといけんなあと思ってしまいます。

病気になる人ってだいたい管理職な気がするし、それだけストレスの多い肩書なんです、きっと。
今日はそんな全国の管理職のみなさんを、とにかく褒め称えたいと思います。

常に人と人に挟まれている

会社内の人間関係。
取引先との人間関係。

どんな立場であっても、板挟みになることはあると思います。

でも、管理職である場合、板挟みになることが仕事みたいなもんです。
挟まれすぎて、そのうちペラペラになってしまうかもしれません。

管理職というのは、基本的には誰かに雇われている状態です。
つまり、ある程度の裁量権は与えられつつも、会社の意向という制限付きで部下たちを統率し、チームとして成果を上げないといけません。

当然、うまくいくことばかりではないでしょう。
上層部からのリクエストと、部下からのリクエストが合致しないことのほうが多いでしょう。

口で不満を言うことも、何かを提案することも簡単です。
それを実現させていくのが難しいんです。

管理職のみなさんは、どちらの声にも耳を傾けつつ、双方の意見を最大限実現させようと試みながら、時にはなんとかごまかしながら、仕事を前に進めておられます。

なんと疲れる仕事か。
えらすぎ。多少の不摂生をしても、ちょっとイライラしているふうに見えても、家で少々ダラケていても、できたら許してあげてほしい。

自分がデキる人でも、働く場所も時間も選べない

管理職になると、残業代がつかないことはわりと有名です。
それはなぜかというと、法律上、管理職は勤務時間の縛りがなくなるからです。

つまり、一日3時間勤務だろうと、一日14時間勤務だろうと、「管理監督者」としての責任さえ果たせていればOKということです。

でも実際、管理職のみなさんだって、平社員と同じ時間に出社します。
場合によっては、平社員よりも遅く退社したり、休日出勤をすることもあります。

勤務時間の縛りはないけれど、部下たちの管理監督をするために十分な時間出社し、その場所に存在し、指示を飛ばさなくてはいけないわけです。

ぜんぜん自由ではありません。
お給料が多いからなんとか我慢できているものの。

場合によっては管理職になったおかげで手取りが減った、なんてことにもなりかねないわけ。(コンビニとか飲食店の店長問題な)

管理職には、「自分のタスクがこれだけあって、それを早く終わらせたら早く帰れる」みたいな概念は存在しない。
つらすぎ。やる気失せる。
でもやる気失せてたら、部下の士気にかかわる。つらすぎ。管理職えらい。

個人の成果が目に見えにくい

部下の成果を横取りする上司がいる。
そんな声をたまに耳にします。

でもな、考えてみ。
そんなん言うたら、管理職個人の手柄っていったい何なん?

部下たちにうまく動いてもらって、全体として成果をあげて、それが会社の意向に沿った形で利益に貢献することが管理職の務めならば、部下の頑張りは管理職の成果じゃない?

自分が目の前の業務に集中すればするほど、チームの動きは見えにくくなる。
管理職は、手を出したいのをぐっとこらえながら、部下たちに手を動かしてもらっているんです。

もっといい方法を思いついていたとしても、自分の役割のために、安易に手を出さない。
論破せず、ヒントを与えながら軌道修正するという難易度の高い仕事。しかも部下のプライドを傷つけずに!

管理職ーーー!!!
喜んで手柄あげるよー!!
わたしには絶対ムリな所業。

責任という名の保険会社である

手柄は横取りしたと言われるのに、いざというときの責任は当たり前のように取らされる。
これが管理職です。

しかも、その「いざ」ってまあまあな頻度で起こるんです。
そりゃ、謝罪会見とか損害賠償とか、そんなレベルは稀かもしれませんよ。
でもね、「責任者連れてこい!」って場面や、役員とか株主の前に呼び出されて責められまくるとか、いつも管理職やん。(下町ロケットの懲罰会議、ほんまにこわかった)

そのストレスと引き換えに、給料半分渡しますって感じ。

普段あんまり仕事してないように見える管理職もいるんかもしれんけど、生命保険とか災害時の備蓄とか、そういう役割も担ってるんですよ。管理職って。

めっちゃさみしい

人間というのは、共通の敵をつくると仲良くなります。
その共通の敵に選ばれがちなのが、管理職。

部下のあいだで何か不満の種が持ち上がったら、とりあえず上司のせいにして、愚痴を言い合うことで部下たちは自分の気持ちを鎮めたりします。

でも、管理職の人たちは誰とも愚痴を共有できず、特に同期の中で自分だけが早く管理職になってしまった日には、かなりの孤独感を覚えるはずです。

クラブのママによしよししてもらう気持ちもわかるってもんです。

マネージャータイプなのか、プレイヤータイプなのか

管理職の大変さをつらつらと綴ってきましたが、もしかしたらそこまで死ぬほどのストレスを感じていない管理職の人もいるんかもしれん。

根っからのマネージャー気質で、「部下たちをまとめるの、たのすぃ〜!」っていう人もいるんかもしれん。
そんな人たちは「ラッキー」と思って、高いお給料を受け取っていただいたらいいかと思う。
世の中、需要と供給で成り立ってるわけやし、精神的・肉体的つらさだけが給料に反映されるなんてのも悲しいし。

同一労働同一賃金なんて言葉があるけど、正社員とアルバイトでも同じようなことがあるんちゃうかな。
社員さんが毎日のようにレジ応援来てくれて、でもわたしよりもレジ打ち遅いのに、なんで給料高いねんみたいな。
ちゃうねんで。
見えへんところで、全然「同一労働」なんかじゃないねんで。

もちろん、どうしようもない管理職の人だっている。
アルバイトや平社員のほうがつらい側面だって、たくさんある。

ただ「ほめるブログ」のコンセプトは、自分がつい不満や疑問を抱きがちな人やこと、あるいは普段無視してしまうそうなことに対して、相手の立場に立ってみて一旦ほめてみよう、というところにあるので、偏った肩入れのようになってしまっているのはお許しください。

「なんで○○してくれないんだろう」
「自分のほうが会社に貢献している」
と不満を抱く前に、相手がどんなことをしているか、しなければならない立場なのかを考えて、ほめるクセをつけてみると、ちょっと心穏やかになれます。

それでも不満をぶつけるべきときはぶつけたらいい。
真正面からぶつけられなくて八つ当たりしたいときは、美味しいもん食べて寝ましょう。

この記事を書いた人

ちひろ
ちひろ研究員・広報(菌作家)
自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。
でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。
目に見えないものたちの力を感じる日々です。
いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。
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