毎日笑って、感謝して、愛し愛され、この上なく幸せで居続ける[ほめるブログ1]
最近気づいたんです。
人間が絶対に病気にならんようにする方法。
なったとしてもすぐに治る方法。
それは
免疫力を高めることでもなく、
化学調味料を一切摂取しないことでもなく、
毎年人間ドックを受けることでもない。
人間から病気が遠ざかる方法は、
毎日笑って、感謝して、愛し愛され、この上なく幸せで居続けること。
どっかの寺の説法みたいですいませんけど(お坊さんに謝って)。
目次
科学は人を幸せにしない

わたしの知り合いでね、めっちゃ頭良くて、論文とか読んでちゃんと科学的な情報も仕入れて、それやのにちゃんと目の前の患者さんの言うことや状態も尊重して、非科学的って言われがちな人知を超えた現象にも目を向けはりながら診療にあたっておられる臨床医がいるんです。
臨床医の中の臨床医ですよね。
キングオブ臨床医。
わたしはその先生と今までで合計して二時間は喋ったことあるんで、もう友達といってもいいと思うわ。
その友達のめっちゃすごい臨床医の先生が(話の持って行き方が虎の威を借る狐や)、こんなこと言ってはったんです。
「科学は人を幸せにしないですね」
いやー。まいりましたね。
論理性、根拠などを重視される先生の言葉だからこそ、むっちゃ刺さりました。
なにが言いたいかというとね、ブログで新しいこと始めますって話なんです。
腸内細菌の最新研究論文とか、それに対する解釈とか、ウルトラファインバブル(UFB)っていう技術を使ってできることとか、いろいろ書いていますが、根幹にあるのはビジョンにもありますとおり、
- 目に見えないものたちの力で新しい常識をつくる
- 土に還るものだけでモノづくりをする
- 「生まれてきてよかった」と思える世界をつくる
って思いなんです。
ほんで、そのビジョンを達成するために、もっとブログで書けることあるんちゃうかなって思いまして。
冒頭の話に戻るんですが、毎日笑って、感謝して、愛し愛され、この上なく幸せで居続けることって案外難しいもんです。
政治家の不甲斐ない話とか、
日本の長時間労働とか、
疲れてるのに洗濯せなあかんとか、
「もうそれやったら返品していただいて結構ですわ」って思わず言いたくなるような客のクレーム聞かなあかんとか。
ほんまにストレスフルじゃない?
こんな世の中で、どうやって毎日幸せでいろっていうんって思わん?
わたしは思う。
思うし、欠陥だらけの世の中を、核爆発とかでリセットしたら平和じゃない? とか思う。本気で思う。(目が充血してんで。こわいからまばたきして。)
ほめられるとうれしいじゃないですか

不満がつぎつぎ出てくるときって、自分が嫌いになるんです。
嫌なことがあって、そら不満も言いたなるよって自分に同情して、最終的に自己嫌悪に陥る。
暴飲暴食してもストレスの根本的な解消にはならんけど、
「温かいハーブティーを飲む」とか「ストレッチをする」とかで解消できるストレスしか抱えずに生きている人は楽でいいっすね!! って思いながら暴飲暴食する。(この五年ほど精神的成長が見られない)
で、そんなわたしがうれしい瞬間。
それは「ほめられること」です。
ほめられて嫌な人はあんまりいないんじゃなかろうか。
照れくさいことはあっても、まんざらでもないよな。
そんなとき思いついたんです。
「あ、どんな人でも、どんなものでも、どんな政策でもどんなシステムでも、どんな世の中でも、ほめてみよう」って。
不満を抱えているときでも、その対象をほめなければならないと仮定した場合、無理なことはないはずやねん。
それでその対象の褒めポイントを探しているうちに、なんか不満とかなくなってくるねん。
ほめるっていう行為には、「ほめられる」ってのと同じくらいの癒やし効果があるように思うねん。
そんなテーマを立ち上げたのが、今回から始まる「ほめるブログ(homelog)シリーズ」です。
記念すべき第一回のテーマは「scottie」ティッシュ
よしほめるぞ。
そう決まったからには、何か対象が必要です。
あいにく今、手持ちの不満がなかったので、なんの不満もないけど、とりたてて満足して使っているわけでもない「scottie」を対象と決めました。
この記事の中で、scottieに対して感謝と愛が芽生え、見ているだけで笑みがこぼれ、わたしまで幸せになることを目指していきます。

scottieに感謝すべき点
まず我々、scottieに感謝しなくてはなりません。
ネピネピ、クリネックス、エリエール、鼻セレブ、その他もろもろのPBブランドの中から晴れて我が家にやってきてくれたこの子に。
暗い家の中で、日も当たらない場所で放置したりしていませんか?
定期的にお散歩させてる?
外の景色、見せてる?

scottieは、その他のティッシュと比べて自分の優れている点を主張してきたりなんてしません。
ただ粛々と、淀みなく一枚、また一枚とティッシュを吐き出し、鼻をかまれたり、こぼれた醤油を拭かれたりしています。
汗も拭けるし、印鑑の朱肉もきれいに拭える。
おばあちゃん家に遊びに行ったときに余ったお菓子を包んで持たしてもらうこともあるし(剥き出しのかりんとうとか)、てるてる坊主だってつくれます。
まさにオールマイティ。マルチタスクの総合職。でも給料すら要求しない。
もはやミステリー。彼らはいったい何をモチベーションに働いているんだろう。
謙虚やし、それでいて仕事はきっちりこなすし。
ほんまの最後の最後のほうまで、ちゃんと一枚ずつ出てくる機構をキープしてるし。
しかも見て。

二枚重ねになってるおかげで、強度も吸水力も上がる。
それらをバラバラに使えば、なんと倍使える。(さらに半分にちぎって、鼻ほじるときの前半は手でほじって最後拭うときだけティッシュ使えば、4倍使える)
でも急いでるときとか、手を汚したくないときってありますよね。
そんなときは、ティッシュの一部分で鼻を噛んでください。
下記のような状態にし、4回鼻をかんでください。
場合によっては8回くらいかめる。

食卓に常にこういうのがあれば、あなたも立派なscottieフレンド。
scottieから直接恩恵を受けているわけではないけど、尊敬に値する点
scottieのすごいところは、わたしら凡人には到底理解、および利用できないところにも及びます。
まず、デザイン性。
ティッシュの箱に薔薇があしらわれていようといなかろうと、ティッシュの機能にはなんら問題はありません。
それなのに、ティッシュとして求められている機能は十分に果たしているのに、さらに人を楽しませようというこの精神。
真似できんわぁ。
出世するタイプって、こういう「期待以上の仕事をする人」なんやろな。
しかもscottieは出世すら望んでへん。
もうどんだけ謙虚なん。自分が薄汚れた人間に思えてくるよな。

さらには見て。
上下左右あらゆる角度に固定されても、水平を保っているときと変わらないスムーズさでティッシュを提供してくれる優しさ。

人間で言ったら、こんなん拷問やん。
はりつけとか、逆さ吊りって感じやん。神の子やん。
場合によってはこの状態で一年とか放置やで。鋼の精神力じゃない?
scottieの愛しいところ
あと、scottieはのびのびとした環境に置いてやると非常に愛しい挙動を示します。
例えばこれ。

この子は我が家にやってきた子ではあるものの、散歩中のみちゆく人が鼻をかみたくなったらいつでも手を伸ばせるように、ここで待機しています。
北風吹きすさぶ時期や、花粉症の時期によく見られる光景です。
健気ですよね…愛しい。
雨の時は家の中にいれてやりましょう。
アンパンマンと同じで、顔が濡れると力がでなくなります。
次に紹介するのはこれ。

一年のうちで一番日が短いこの時期。
青空とお日様は、我々人類にとっても貴重です。
scottieはきっとそのことを知っているのでしょう。
まるで夏のひまわりのように、太陽の方へ向かって思い切りのびをしているようです。
そう、おわかりですか?
scottieは決して自己犠牲をして我々の鼻水を処理しているわけではないんです。
自分たちも、この大自然のエネルギーを体いっぱいに吸って、生きることを楽しんでいるんです。
そう思うと、ティッシュ一枚一枚使うときも、愛おしいしありがたい気持ちになってきませんか。
「わたしの鼻水を包み込んでくれたこと、無駄にはさせないから!!!!」って気持ちになって、気が引き締まるっていうか。
「ほめるブログ」シリーズは、こんな感じでお送りしていこうと思います。
今気づいたけど、大真面目にほめることに集中せなあかんおかげで、ぜんぜん自分に突っ込まれへんのがつらかったわ。
この記事を書いた人

- 研究員(菌作家)
-
自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。
でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。
いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。
個人ブログ→千のえんぴつ
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《特許出願中》
腸内フローラ移植
腸内フローラを整える有効な方法として「腸内フローラ移植(便移植、FMT)」が注目されています。
シンバイオシス研究所では、独自の移植菌液を開発し、移植の奏効率を高めることを目指しています。(特許出願中)