1982年から続けてきた微生物の基礎研究や医療機関における臨床を経て、独自の腸内フローラ移植(便移植)方法を開発しました。微生物たちとの共存共栄には、無限の可能性があると信じています。
シンバイオシス研究所 -微生物との共存共栄-
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医学の父ヒポクラテスに学ぶ「病気は自分で治す」生き方

ヒポクラテス
ヒポクラテスさん、というとても有名な方がいらっしゃるそうです。(えっ、みんなご存知?)

残念ながらもうお亡くなりになっているのですが(たぶん紀元前370年くらいに)、医学に科学的な観点を取り入れ、健康や病気の状態は自然現象であると捉える医療の基礎を作った人で、「医学の父」「医聖」「疫学の祖」などと呼ばれています。

ウィキペディアで調べたのですが、情報量が多すぎてよくわかりませんでした。
昔の人で、すごいお医者さんってことぐらいしかわからんかった。(理解力!)

医学の父ヒポクラテスが考える病気

古代の医学

長く難しい説明はさておき、彼は有名な格言もいろいろ残されているそうです。
格言って、言いたいことが凝縮されていて素晴らしい。
しかも、俳句よりわかりやすい。(俳句ごめん)

どれもいいんですが、その中でいくつか「おお!」ってなったので、ここに書きます。

人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている
私たちの内にある自然治癒力こそ真に病を治すものである
病気は、人間が自らの力をもって自然に治すものであり、医者はこれを手助けするものである

これらはすべて、本質的には同じことを言っています。

わたしたち(特に日本人)は、調子が悪くなるとすぐに病院に行きます。
薬の消費量も、世界一です。
もちろん我慢して手遅れになるよりはいいのですが、とりあえずの安心材料として病院に行く、という選択肢がよく取られます。

この状況を見透かしていたかのように、実に今から2,400年も前にヒポクラテスは上のように述べたのです。
つまり、人の身体というのはわたしたちが考えるよりもずっと素晴らしい仕組みを持っていて、環境さえ整えてやれば自分で勝手に治っていくというのです。
そこでの医師の役割は、あくまで患者さんが治っていくのを補助することに過ぎない、と。

知り合いの話で、「がん」ににかかって余命宣告され、余生を好きに過ごすために田舎に引っ越して好きな釣りを毎日していたら、いつの間にか「がん」が消えていたという話を聞いたことがあります。

田舎のきれいな空気、自然、美味しい食べ物、静けさ。
いろいろな環境や本人の気持ちが、このような結果を生んだのでしょう。

腸と病気の関わり

ところで、ヒポクラテスさんはこんな言葉も残しています。

すべての病気は腸から始まる
健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない

最先端の医学、生物学研究をはじめ、全米の研究を統括する国立衛生研究所(NIH)は、2007年からヒト・マイクロバイオーム解読プロジェクトとして、国をあげて腸内細菌などの人間にかかわる細菌の研究を進めています。
その結果、腸内細菌がわたしたちの健康維持に極めて重要な役割を担っていることが明らかになってきています。

そのはるか2,400年も前に、ヒポクラテスさんは腸や便の重要性を指摘していました。
さすが「医学の父」といったところでしょうか。

こうしてみると、人という生き物は、ある意味では同じところをぐるぐるしているだけのようにも思えます。
でも、2,400年前にはできなかったことができるようになったり、わからなかったことがわかってきているのも事実。

わたしたちは、螺旋階段を昇るように歴史を重ねているのかもしれません。

知らんけど。(知らんのかい)

現代の科学技術、医療技術の発達のおかげで、わたしたちには想像もつかないようなことが明らかになってきています。
目に見えない細菌、臓器の仕組み、遺伝子………

けれど、結局のところ、人間が健康で生きていくためには、そういう「技術」に寄りかかりすぎてはいけないのかもしれません。
それはある意味で、原始的な呪術や迷信で医療を行っていた時代と、近からず遠からずなのかもしれない。

病気は環境、食事、生活習慣からくるものであり、それらを正すことで自分の身体の自然治癒力を引き出し、病気を治そういうヒポクラテスの言ったことは正しい気がします。

技術が進みすぎて、わたしたちは大切なことを忘れてしまっているかもしれません。
病気は、お金を払って医者に治してもらうものではなく、基本は自分の身体で治すというシンプルな事実を。

ヒポポタマスさんのことを調べていると、そんなふうに思いました。(それカバや。最後の最後でこの子は)

失礼しました。
ヒポクラテスさん。
偉大な人です。

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自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。 でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。 いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。 ご挨拶と自己紹介も併せてご覧ください。
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