間食をやめたい人に捧げるささやかな提案

ちひろです。

おやつ、好きですか?
わたしは大好きです。
おやつそのものというより、ご飯とご飯のあいだにちょっと何かを食べる、あの時空間をこよなく愛しています。

10分ほどでいいから、できたら誰かと一緒に、ちょっとした小噺でもしながらおやつを囲みたい。

そう、スウェーデンのFIKAのように。(【ちょっと通になれる、北欧小話】No.3:北欧に学ぶ、コーヒーとひと休みの文化

だって、昼休みの時間を除いて、朝から晩まで集中するなんて無理やもん。
ほんで、ちょっとした休憩にはなんか食べたいもん。
昼ごはんから晩ごはんまで全然血糖値下がらんと仕事できる人って、脳みそ使ってないんちゃうって思うわ。(自分を正当化するためには手段を選ばへんねんな)

まあでも、今日は間食をやめたい人に向けて書いた記事なんで、間食をやめられる方向になんとか持っていきましょう。

間食をやめるメリット

さて、間食の是非についてはいろんな意見があります。
どんな事象にも、メリットとデメリットは存在するのかもしれません。

もしかしたら、見方によっては「一日4時間睡眠で頑張るメリット」とかもあるかもしれん。
起きている時間が長くなることにより、ご飯を余分に一回食べられる時間的余裕が生まれるとか。(なかなか魅力的だが、睡魔には勝てない一日9時間睡眠勢です)

巷で言われている、間食をやめるメリット

  1. 痩せる
  2. 胃腸を休ませられる
  3. お金の節約になる
  4. むし歯になりにくくなる
  5. 昼ごはんと夜ごはんの楽しみが増す

正しいかどうかはわかりませんが、こんなところでしょうか。

個人的に頑張って考えた、間食をやめるメリット

  1. 料理と洗い物の回数が減る
  2. 人間らしい煩悩と向き合える

2個しか思いつかんかったわ…

わたしの間食は、基本的に冷蔵庫にあるおかずや果物、玄米などなので、日がな一日食事を用意し、洗い物をしなくてはいけない羽目になります。

間食をするタイミングのない日がたまにあると、「ああ、わたしって食欲という基本的な欲求に運命づけられた平凡な人間なんや」と、なんか内省的になれます。

夫に聞いたら「なんか達成感を得られる場合もあるのでは」という回答が返ってきましたが、本人はとくに間食をやめたいともやめたくないとも思ってなさそう。

間食をやめる具体的な方法に関する提案

さて、間食をやめるメリットをおさらいしたところで、具体的な方法について考えてみましょう。
この記事を読んでいる人は、「間食をやめたいのにどうしてもやめられない!」という人ばっかりだと思うので、「気合いで食べないようにする」なんていう馬鹿げた提案はしませんのでご安心を。

別に間食やめられへんくてもいいし、って思う

ツンデレ作戦です。
間食のほうも、やめたいやめたいと思われていては、かえってやめさせたくなくなるってもんです。

こっちが間食への興味を示さず、君の存在なんていてもいなくても一緒さってスタンスを取れば、そんなに執拗に追いかけ回してくることもなくなるかもしれません。

逆に間食をノルマ化したほうが間食したくなくなるっていう、わたしのようなあまのじゃくタイプはその方法もおすすめ。

ずっと口呼吸をする

マスク生活になって、口呼吸をする人が増えています。
これ、あんまり身体によくないから、できたら鼻呼吸してくださいね。

でも、間食をやめるという話になると、この口呼吸が役に立つかもしれません。

ずーーーーっと口呼吸していると、口が乾燥してきません?
歯も、舌も。

そうなると、いざ間食しようとしても、口がパサパサで食べる気が失せるわけです。
特にスナック菓子みたいな、さらに水分奪ってきそうなやつは全然食べたいなんて思わなくなりそう。

むちゃくちゃ忙しい会社で接客業をする

物理的に間食する時間なんて取れません、ってパターンです。
仕事中は人に見られてるし、しゃべるために口がふさがってるので、おやつの入り込む隙がありません。

わたしは食事中にしゃべろうとしてよくむせるんですが、この方法は「なんでしゃべるのも食べるのも口やねん」っていう本来デメリットでしかない状況を逆に利用したパターンです。

腸内細菌の視点から見た間食

いちおう、腸内細菌にとって間食がどんな働きをしているのかについても考えておきましょう。
我々運命共同体ですからね。自分にとってのメリットだけで行動するのもよろしくない。

間食の話をする前にまず、断食(ファスティング)をすることで腸内細菌にどんな影響があるかお話します。

腸内細菌にとって、食べ物が胃腸に入ってこない時間というのはとても大切です。
彼らは食べたものの代謝だけをしているわけではないので、その他の活動に割くエネルギーと時間も必要です。

ただし、活動するためにエネルギー源が長時間絶たれることは彼らにとってデメリットになります。
断食などのカロリー制限によって腸内細菌のバランスが改善するという研究もされていますが、基本的に食事を抜く必要はないと考えています。

ただ、夜ご飯を食べすぎて朝はあんまりお腹が空かなかった日や、代謝の悪いお年寄りの場合なんかは、一日2食とかのほうが体調がいいこともあると思うので、その日の体調に合わせてください。
(ってわたしがアドバイスできる立場でもないんですけど! 好きなときに食べてください!)

さて、肝心の間食に関して。
「その他の活動に割くエネルギーと時間も必要」と上述しましたが、これに必要なのはだいたい一日6〜7時間程度。

しかもこの時間、できれば睡眠時間を含んでいただけると助かります。
睡眠の間は、消化だけではなく音も光も遮断されているので、菌たちは代謝以外の自分たちの活動に注力できるわけです。

夜に食べたものが大腸に届くのは翌朝くらいなので、日中の間食に関しては、お腹が空いたなら食べたらいいじゃないというのが当方の見解です。

間食をやめることをやめるなら

はい、間食をやめたいと思いつつもやめられない皆さん、間食をやめることをやめたくなってきましたね?
そう、人間というのはいつでも自分の取れるもっとも楽ちんな選択肢を正当化したいものなのです。

でもそもそもわたしは皆さんに間食をやめさせたいわけではないので、本当にやめたいなら別な記事を読んでいただいたほうがいいかもしれません。

ここでは最後に、間食を引き続き行う場合におすすめの方法を書いておきます。
手垢のついた内容ですが、正しい内容です。

ながら食べをしない

これは食事の際にも言えることですが、
デスクでPC画面を見ながらお菓子をつまんだり、スマホで情報収集をしながら食べていると、消化のスイッチが入りにくいです。

その結果、間食の素晴らしさが薄れてしまって、いわゆる「無駄にカロリー摂った」みたいなことになります。

誰かとおしゃべりするときは、あんまり難しい仕事の話はせずに目の前のおやつの話をするとか、
一人で静かに食べるときは、窓の外を眺めて肩の力を抜いて食べるとか、
そういうふうにして身も心もひと息つく時間にしましょう。

わたしも長年これができなかったんですが、やると決めてメリハリつけるようになってから、仕事の作業効率がめちゃめちゃ上がりました。

食べるものに気をつける

オフィスで手軽に食べられるものとなると、チョコレートやクッキー、飴ちゃんが候補に上がってくるでしょう。

取引先からシュークリームをいただいて、皆で分けることもあるかもしれん。

あるいは、自宅で忙しく家事をする合間、午後の3時に甘いものを食べることだけが息抜きの人もいるでしょう。

それはそれでいいと思う。
「血糖値が急上昇するからどうのこうの〜」「間食はナッツやチーズにしましょうなんたらかんたら〜」という記事がいっぱいあって、別に食べたくもないのにナッツ食べたり、職場で変な目で見られながらチーズを食べる必要はぜんぜんないと思う。

ただ、たしかに甘くてあんまり噛まなくていい食べ物って、そのあと眠くなったり頭がじんじんしたりするんですよね。

好みの問題もありますが、無糖のヨーグルトや玄米のおにぎり、ゆで卵、フルーツなんかを摂るのであれば、間食はむしろメリットだらけなんではないかと思います。

いわしの煮付け、もやしの酢の物、豆腐、じゃこ、トマト、きゅうり、茹でた鶏肉など、
「食事やん」ってのを食べることもあります。

洗い物は増えますけど、パッケージされたお菓子よりも美味しいし、心身ともに健やかなのでおすすめ。

間食はやめたほうがいいよ! って記事にできなくてすいませんでした。

この記事を書いた人

ちひろ
ちひろ研究員・広報(菌作家)
自分の目で見えて、自分の手で触れられるものしか信じてきませんでした。
でも、目には見えないほど小さな微生物たちがこの世界には存在していて、彼らがわたしたちの毎日を守ってくれているのだと知りました。
目に見えないものたちの力を感じる日々です。
いくつになっても世界は謎で満ちていて、ふたを開けると次は何が出てくるんだろう、とわくわくしながら暮らしています。
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